さみしくなったら名前を呼んで

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さみしくなったら名前を呼んで

  • 山内 マリコ【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 幻冬舎(2014/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344026339
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

踊る十四歳、孤高のギャル、謎めいた夫妻、地元を置いてきた女…律儀に生きるから彼らは孤独で、でもそれは美しく見えた。おぼつかない夜の、騒ぐ心をなぐさめる11のショートストーリー。

著者等紹介

山内マリコ[ヤマウチマリコ]
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。2008年「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞し、12年8月連作短編集『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

149
山内マリコさん初読みです!以前お気に入りの又吉さんと対談されてるところを拝見して気になっていました!とても好みの文章で楽しかったです★11編の短編集。少女から大人の女性までの胸のうちがリアルに描かれていました。懐かしかったり、共感できたり、切なく痛々しい気持ちにもなり、みんな頑張ってって思いでいっぱいになりました!私も昔好きだった岡村ちゃんの名前が連呼されてたのも嬉しかったです(笑)素敵な言葉も色々あり、今時な感じでセンスもあり、良かったです☆とてもお気に入り♡追いかけたい作家さんの一人になりました♪2015/02/17

風眠

120
『さみしくなったら名前を呼んで』全ての短篇を読み終えたあと、このタイトルに胸がきゅっとなった。ぶっきらぼうと不器用が極まって、一周まわった本音は「さみしい」。そんな心の揺れが見え隠れする。「別に、そんなの、なんでもないわ」と口では強がっていても、なんとなく感情が波立つ瞬間があって、それは切なかったり、焦りだったり、悲しかったりする。この短篇集の女の子たちや女の人たちは皆、満たされていない今を生きている。幸せな時も、ついてない時も、連続したひと続きの日常の上にあって、今はまだ途上なんだよって言ってあげたい。2018/08/30

わか

80
3冊めの山内マリコさん。11の短編が収められています。ポップで明るい文章なのに、地方に住むガールズたちの閉塞感、どこにもいけない感じ、早く大人になりたい気持ちがいやと言う程書かれてありました。痛々しいんだけど、確かに私にもこうゆう時代があった!と、認めたくないけれど、つきつけられた感じです。年上の男性と交際さえできればみんなより勝ったとか思えそうとか、東京に出て行きさえすれば自分は何者かになれるといった自意識がぐるぐるしている感じです。どのタイトルもすごく良くて、胸にビビビって苦しい気落ちが沸きました。2015/04/14

巨峰

75
例えば、過剰なほどの固有名詞の多用などから、この人の作品には合う合わないがあるかもしれないし、すぐに古くなりそうだし、読み解ける世代も限られてしまう。あまりにも閉じられすぎていないかと?ところが、「遊びの時間はすぐ終わる」という過去を少しだけ懐かしむかのような小説で閉じられたこの短編集は、閉じられることによってひとつの宇宙を作っていて、その宇宙には無縁な私に興味深くなんだか過ぎ去ったものを懐かしむ気持ちさせたというのはやはり作者の力量なんだろうな(表紙の絵もまた素敵ですね)2016/08/23

あも

73
11編収録の短編集。初読みの著者に感服。ぶっきらぼうで優しくて、きっとこのタイトルを照らいなく言える人なんだろう。何だったんだ?というような話もあるが、それさえ時にハッとさせられる言葉を内包している。様々な年代の女性達。ギャルも優等生もOLも抱えた自意識と折り合いつけたりつかなかったりして生きている。生きるって事は友人家族恋人の有無や多寡と関係なく、これはもうどうしたってさみしいものだ。だからこそ束の間であれそれを埋めるため誰かを求めてその名を呼ぶ。さみしくなったら名前を呼んで?呼ばれることもきっと喜び。2017/10/09

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