内容説明
うだつが上がらない自分への処方箋。パッとしてない自分を、まず認めよう。
目次
第1章 くすぶりがパワーを生む
第2章 くすぶりながら、力を貯める
第3章 くすぶり時代・九カ条
第4章 くすぶりから脱するために
第5章 くすぶった人間は強い
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamaneko*
41
適度なくすぶりは、その後の爆発的な表現の発散につながるという好例が面白かった。くすぶり期間にも理解者を持つことは必要。2014/04/17
Emperor
35
「本を1000冊書きたい」。齋藤先生の怨念が現実になりそうでわくわくします。2018/09/18
たか
22
勉強になった。とくに東大生のエピソードがこころにのこった。いい加減な大学の学生はいい加減な準備しかしません。東大生は頭がいいから準備せずその場でなんとかする人間が多いかというと逆です。東大生は驚くほど準備がしったりしてる。なるほど。2018/08/23
おおたん
17
サクッと読めました。くすぶり方というか、色々と上手くいかないことがあったとしても、その時にできることをどのように捌くと次につながるのか?を教えてくれる本です。過去の偉人や芸能人のくすぶっていた時代の話しは、共感しやすいと思います。修羅場が本気でDNAスイッチを入れるという話は、まさにそうだなと思います。個人的に響いた言葉は、自信→勇気→行動、失敗は準備不足と経験不足で起きる。まあ、なんでも経験かな?と思います。ちょっと仕事で迷っている人は、読んでみていいと思います。2020/11/24
鷹のぼせ
10
どんな人でも、その一生の中で不遇な時代が必ずある。そんなくすぶった時期をどのように過ごすべきかを示している。くすぶりは決してマイナスではなく、メンタルを鍛える絶好の機会。またそんな時期だからこそインプットを増やし、来るべき飛躍の時に向けて準備を怠らないことが大切。「雌伏の虎」が「虎視眈々」とチャンスを伺う普段の姿勢が求められる。落ち込んでいる暇はないんですよ、との著者の叱咤激励のメッセージが心に響く。2016/02/28