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ようこそ、ちきゅう食堂へ

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344019096
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

「いただきます」「おいしい」「ごちそうさま」。今日もあちらこちらで、奇跡の出会いを喜ぶ声が…。きっとそこには、料理の神様の愛弟子たちがいる。彼らが心をこめて生み出す料理があって、誰かがおいしさに顔をほころばせる食堂がある。おいしい出会いを求めて、「食堂」をめぐる長い旅のはじまりはじまり。

目次

南の島の幸せ工場 ペンギン食堂
葡萄がなりたい味になる ココ・ファーム・ワイナリー
地球味のかき氷 阿左美冷蔵
能登で一番小さな醤油店 鳥居醤油店
一日一組の贅沢なレストラン レストラン「ベルソー」
顔の見えるお付き合い 島田農園・吉実園・宍戸園
素朴で真面目な、「男のケーキ」 バウムクーヘン「デルベア」
ほくっと、かわいい「栗のお菓子」 和菓子店「満天星一休」
地球と手を繋いだ料理人 食堂はてるま
幸福な湯気が立ち上る厨房 月心寺〔ほか〕

著者等紹介

小川糸[オガワイト]
作家。1973年生まれ。大学在学中は古代日本文学を学ぶ。2008年に小説デビュー作『食堂かたつむり』を刊行、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

102
小川糸さんというと、おいしい食べ物がでてくる作家さんというイメージがある。だから、小川さんの食のエッセイであれば間違いなくおいしいものが描かれていると確信できるんですよね。この本では、小川さんが全国各地にあるおいしいものを作っている人たちに会いに行きます。作る人も食べる人もハッピーになるという石垣島の辺銀食堂さん。法務事務所を辞めて、バウムクーヘンのお店デルベアをはじめた熊倉さん。月心寺という禅寺で、精進料理を作り続ける尼さんなどなど…。食事にひと手間かけることや愛情をこめることの大切さを感じる一冊です。2013/04/17

七色一味

75
読破。天然物は、人智を超えた地球の懐で育まれる。近場だったら、全部回ってみたかったなぁ。とりあえず来年の夏は、長瀞に天然氷のかき氷を食べに行こうかしら。2013/11/22

幹事検定1級

57
著者が体に優しい、そして食材を大切にした食堂や食を提供する処を紹介するエッセイ。小川さんの小説は幾つか読ませて頂きましたが、共通するのは、読んでいる時間がゆっくり流れることと、優しい気持ちになることと思います(私自身が優しくなれているかは別として・・・)。今回の旅食エッセイも、人に感謝、食材に感謝、料理に感謝。感謝、感謝の温かい気持ちになります。読書は色んなジャンルを順番に読ませて頂き、こういった温かい気持ちや感謝の気持ちに触れることも大切であることを感じさせて頂いた読了です。次回は非日常を。(図書館本)2015/09/01

hirune

56
「お腹がいっぱいで気持ちいい」状態が世界平和に繋がると信じる小川糸さんのエッセイ。自然と正しく向き合って食べ物を生産する人々を訪ねています。食べ物 飲み物 調味料 そして心のこもった料理、地球の環境・資源と折り合いをつけて生きていく道を探す旅でもあるようです。色々なところに行ってみたくなる、エコの事や身体・環境に良い暮らしのことを考えさせられる本でした。2017/04/06

mint-s

50
糸さんが料理の神様の愛弟子たちに会いに行く旅エッセイ。「食べることは命をいただくこと」心をこめて生み出す料理とそれを生み出す人たちとの出会いがときにうっとりするような言葉で綴られている。将来、各地の美味しいものと本屋さんを巡る旅♪なんてできたら素敵♡2018/03/26

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