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カキフライが無いなら来なかった

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344016958
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0095

内容説明

妄想文学の鬼才と、お笑いコンビ「ピース」の奇才が詠むセンチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句四百六十九句。散文二十七篇と著者二人の撮影による写真付き。

著者等紹介

せきしろ[セキシロ]
1970年11月3日生まれ、北海道北見市出身。文筆家。エッセイ集『去年ルノアールで』や小説『不戦勝』(ともにマガジンハウス)で、身近な現実から妄想を繰り広げる独特の文体が話題となる

又吉直樹[マタヨシナオキ]
1980年6月2日生まれ、大阪府寝屋川市出身。吉本興業所属のお笑い芸人。2003年より、お笑いコンビ「ピース」として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風眠

189
そこ突くかぁ~、って、隙間を突いてくる感じが好き。ギャグのような哲学のような、それでいて叙情的で、何とも不思議な文学。あるあるあるってクスッと笑えて、そうそうそうそうって共感できて。そしてそんな「ささいなこと」に気づいて切なくなったり・・・。大人なのに大人になりきれない、そういう中途半端な心のありようを確認するかのように、紡がれていく散文と自由律俳句。ふとしたときにきっと手に取りたくなる、そんな本になると思う。又吉さんの「なかなか宝ものが出て来ないのだ。」という散文の締めくくりにグッときた。2012/11/10

やっさん

103
★★★☆ 手羽先をそこまでしか食べないのか/ようするに同じ意見だ/行ったけど閉まってたと嘘/今の総理大臣はダメだとか言ってみる/赤い線をどこに引くのか隣りを覗く/前から知っていたという自慢2022/12/27

小説を最初に書いた人にありがとう

95
寝る前とか時間の空いた時にちょっとずつ読み進めて時間がかかりました。面白くないのではなくなんとなく一気に読めないんです。心の中をくすぐられているような居心地の悪さがある面白さなんですよね。長時間耐えられない。自由律俳句ってジャンルを初めて知りました。せきしろさんの定義のネタとかあるあるになってはいけないっていうルールは難しそうです。心に残ったのは「転んだ彼女を見て少し嫌いになる」です。。2015/03/23

❁かな❁

93
又吉さんの第二図書係補佐を読んで、すっかり又吉さんファンになり、こちらの本も借りてみました!2008年〜文筆家のせきしろさんと又吉さんは一緒に自由律俳句の創作活動を開始されたとの事です。こちらは交互に、せきしろさんと又吉さんの俳句や短いお話が書かれています!普通の俳句ではなく、本当に自由な感じで面白かったです!私的には、第二図書係補佐の方が文章が多くて、又吉さんのいろんなエピソードがわかるので楽しむ事ができました。こちらの本の最後の又吉さんの「オハヨウが言えなかったサヨナラは言おう」がとても良かったです♪2013/02/02

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

84
図書館レンタル**ネタバレ・一行詩集+エッセイ**2冊目の又吉本。文学すぎる戯れ言か、お題のない大喜利か・・・読めば必笑!著者が日常で感じたことや気になったことがつぶやくように書き綴られ、その当り前過ぎて逆に見過ごしてきたものを、そっと、優しく教えてくれます――さすがピース又吉さん!まさか、こんな深い短文に出会えるとは・・・。読み進める度に『オッ!』と驚き。『あるある』と頷く。本当に文章が短いために一言一言が胸に残る。しんみりしつつも、ぷっ、と笑わせてくれる傑作エッセイ!お勧めです!2012/08/14

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