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座して平和は守れず―田母神式リアル国防論

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344016781
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0095

内容説明

世界はみんな腹黒い。アメリカも国連も役立たず。核ミサイルを撃ち込まれても「戦争放棄」するのか?お人よしの国、日本。

目次

1 世界があきれるほどスキだらけ、日本の国防(「これだけはできない」軍隊、「これしかできない」自衛隊;集団的自衛権とは何か攻撃されても「戦争放棄」するのか;海賊を撃退するにも、面倒な手続きが必要;泥臭い陸自が、空自・海自より人気がある;国民の楯になる軍人が尊敬されなくて国は守れるのか;テロ戦争への協力よりも「拉致テロ」の解決を;専守防衛では凶悪テロに対処できない;軍人は戦争が嫌いである;アメリカ軍人は政治的発言ができる;国を守る気のない官僚のことなかれ主義)
2 戦争より怖い、無知・無防備な外交(平和憲法のおかげで平和という大嘘;カネは出しても軍は出さない;アメリカを信頼しきると痛い目にあう;核のない不安な世界と、核がある平和な世界;日本も核武装するべきである;佐藤元首相のノーベル平和賞には裏がある?;友好国は必ず裏切ると覚悟せよ;マスコミの反戦報道に踊らされるな;愛国心を持って考えれば、したたかにならざるを得ないはず)
3 それでも国を守る「自衛隊」(自衛隊はもっともモラルの高い組織;米軍基地を守るために創られた自衛隊;島国・日本に合った陸海空軍の比率がある;ミサイル防衛は一発のために配備する;衛星で「見ている、知っている」という抑止力;戦闘機が一時間飛ぶと二百万円もかかる;クラスター爆弾禁止の大きな誤り;私心を捨てる「49対51の法則」;指揮官が部下を信じて任せる「80対20の法則」;今こそノーブレス・オブリージを;飛行機の整備と同じく人間の整備も必要;新隊員教育三ヶ月コースの特訓メニュー)
4 テロ攻撃・北朝鮮問題 一触即発の世界情勢(日本でのサミット会場がテロに襲われたら?;相手を見ない独りよがり国防費では;アメリカは兵器で世界をコントロールしている;先端技術は横取りされっぱなし;自衛隊が北朝鮮を研究するのは当然;平時のシュミレーションで非常時に備える;法律でガチガチに縛られた治安出動;自衛隊の将官が向かう二つの戦場)
5 「戦争」とは何か、「侵略」とは何か(人間の歴史は戦争の繰り返し;侵略か防衛かを決めるのは誰か;戦勝国が書く歴史にすべて書き変えられる;あいまいな国際法が世界のルールを決めている;勝者が敗者を裁く東京裁判は違法;東京大空襲も原爆投下も最大の国際法違反;講和条約は「示談」なのに、なぜ蒸し返すのか;日本は韓国を侵略したのか、冷静に見てほしい)

著者等紹介

田母神俊雄[タモガミトシオ]
1948年、福島県生まれ。67年防衛大学校入学。71年、防衛大学校(第15期)電気工学科卒、航空自衛隊入隊。ナイキ(地対空ミサイル)部隊、航空幕僚監部厚生課長、南西航空混成団司令部幕僚長、第六航空団司令、航空幕僚監部装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て、2007年3月航空幕僚長。08年11月定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
外交とは、自分の国に得になるように行うものである。しかし、日本という国はそれが出来ていない。政治家のメンツのための外交など、なんの意味もない。国のことを考えられていない政治家やマスコミはが、日本という国を悪いものにしている。2010/02/18

phmchb

1
国防と平和。自衛隊は軍隊として扱えない今の日本って何なのと疑問に思えます。9条の会なるカルト宗教はお・こ・と・わ・り、お断り!2013/07/25

たきまる

1
自衛隊を中途半端な存在にしたり、自虐史観を植え付けたのが戦勝国アメリカ。って所まで書いて欲しかった。タモさんは三沢勤務時代に嫌と言う程感じただろうに。2010/05/02

dysphagia

1
外交とは国益を目的とする行為であり、軍事力はその後ろ盾となる力である、きわめて簡略で明快な理屈である. 以前全方位外交など言い出した首相がいたが、その途端に大陸の彼の国はあったかなかったのか分からない南京大虐殺を持ち出して、まんまと多額の円をせしめた. 外交とは弱みを見せた方の負けであることを、どの位の政治家は分かっているのか、空恐ろしさを感じた.2010/04/14

itter

1
同感です。RT:わたしは憲法第9条を否定するわけではない。でも国防を考える上で多少偏っているが平和ボケしている日本人が読むべき本だと思う。「核」を持たなくても、持ったと同じ効果が発揮できるニュークリア・シェアリングに賛成。自衛隊も根拠規定で動くのではなく禁止規定で動くべき。2009/11/09

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