内容説明
夫なし男なし三十路半ば、大逆転はなくても、“あした”がある！異色四コマ漫画、じわじわ人気上昇中。
著者等紹介
益田ミリ［マスダミリ］
大阪府生まれ。イラストレーター。エッセイ、マンガを手掛ける他に、ふとした日常のつぶやきを五七五にした「つぶやき川柳」でも知られる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす＠灯れ松明の火
106
すーちゃんにとってのまいちゃんや佐和子さんみたいな大好きな友達がいる。しばらく一緒にいられる思ってた職場の同い年の会で独り取り残された。パパとママになった人がいる。同じ事をしているのに先輩になっちゃった。靄ついて、どうにかしたいんだと振り返ってみる世界はけれど不満が無い様に思えて。仕事はそれなりに順調で、時々セクハラを受けながらでもどうにか。大好きな本が読める、料理だって出来るし、ライブにだって行ける。だけどあと何年同じ事を続けていくんだろう。祖母がポツリ「あんたには結婚されちゃ困るかもしれない」と言った2013/06/19
♪みどりpiyopiyo♪
94
ずっと読みたかった『すーちゃん』シリーズの２冊目。マンガです。「人生って 大人の期間が長いよな〜」 ■今回は年上のさわ子さんと旧交を温めます。バッタリ会えてうれしい人が近くに居るのっていいよね♪ ■『すーちゃん』って、ほんわりしたお話なのかと思ってたら、意外とセキララなのですね。ビビットな女の子も好きです♪ ■「たくさん考えて たくさん考えたおばあさんになるのだ〜」うんうん、私もそうなりたいです ( ' ᵕ ' ) （2008年）2017/12/04
yanae
94
初益田さん。病院の待合室においてあって前々から気になっていたので手に取ってみた。すーちゃんシリーズなのかな？自分にドンピシャの年齢で、確かに同年代の女性から共感されるのわかる気がする。絵がほんわかなのに、内容はとってもリアル。すーちゃんよりも、さわこさんがかわいかったなぁ。お母さんとの旅行での会話はすごく素敵だった。まずは一作目を読んでみよう。2017/06/28
AKIKO-WILL
91
前に読みましたが、忘れたので再読しました。登録されてなかった！スーちゃんの遺言状を書こうと考えるのが30代では早すぎでは？と思ってしまった。さわこさんの気持ちも分かります。介護のおばあちゃんを母と2人で見る日々。たまにしか来ない兄夫婦は自宅に来てもおばあちゃんに挨拶にもいかない。そこに居ないものだと思っている。切ないです。まいちゃんも妊婦なのに色々複雑な日々。みんな違う意味で悩みや不安を抱えている。2016/07/23
しゅわ
83
【図書館】ほぼ全編 脱力系の四コマ漫画…という、大変読みやすい本書。すーちゃん、さわ子さん…という独身女性と、お見合い結婚し いまは妊婦のまいちゃんが登場、アラフォー達の本音と将来への不安がほのみえます。今回は特に介護の件や「忘れられるつらさ」、「傷つくことができるあたしでいたい」という気持ち、「やめとこ」って思うタイミング…さわ子さんに共感ポイントがいっぱいでした。まいちゃんの幸せだけど「別のわたしになる」せつなさや保留ボタンを「しばらく押しとこ」と心配を先送りしちゃうすーちゃんの気持ち、わかるなぁ～2013/08/12
