内容説明
朝鮮に残した長男を想いながら、戦後の混乱期、どんな苛酷な状況でも夫を支え、子供たちに愛情を注ぎ続けたひとりの日本人女性。その62年の波乱に満ちた生涯。第2回感動ノンフィクション大賞特別賞受賞作。
目次
1 父母の生い立ち
2 朝鮮での暮らし
3 やっと日本へ
4 養護施設
5 町の片隅での生活
6 母・兄と二十二年ぶりの再会
著者等紹介
小野順子[オノジュンコ]
1946年朝鮮生まれ。戦後、福岡へ渡る。現在、韓国語を生かして、日本在住の韓国婦人たちへ日常生活の支援活動をするかたわら、公民館で「外国人の為の日本語教室」をボランティアで開催している。『オモニ―在日朝鮮人の妻として生きた母』で、第2回感動ノンフィクション大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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