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さよならの代わりに

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  • サイズ B6判/ページ数 444p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344004900
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

劇団“うさぎの眼”の看板女優が、上演中に控え室で殺害された。事件と前後して現れた、真犯人の存在をほのめかす謎の美少女。駆け出しの僕は、彼女と共に事件の真相を追い始める。彼女に振り回され、時折見せる曖昧な言動に戸惑いながらも、僕は、その不思議な魅力に次第に惹きつけられていく。しかし、彼女は、誰にも言えない秘密を隠していた―。

著者等紹介

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

89
奥様作品とのセット読みで今回選んだのはこれ。しかし記憶していたのとなんとなく違う印象。似たような他の話と混じって記憶してたのかな。なんせ前に読んだのは約10年も前みたいだからな。2017/03/27

かよぴー

35
貫井作品、今度はどんなんかな と、ワクワクで手に取りました。事件が起きるまで長いしー と読んでたら、えっ、SF ?またまた貫井さんらしくないと思い私も半信半疑と言うより、かなり疑いつつ読み進めました。事件うんぬんより、切ない2人のお話!こんな作品も良いですね。2017/03/10

Kaz

31
貫井さんの作品は「慟哭」のイメージが強い。そのイメージからは少し意外な内容。現実には起こり得ないのだが、ファンタジーとしては素直に楽しめる。ミステリーとしては、単純なトリックなのは否定できない。その分深みのある動機があるのか期待したが、自分的には刺さらず。電車での移動中などに軽く読む分には悪くなはい。幻冬社が30〜40代向けにセレクトした作品だが、もう10歳は若くても良い。2018/08/18

Satomi

30
さよならの代わりに「またね」。軽~いタッチのタイムトラベル、SF 、ちょっと青春と恋愛。どんなに準備して努力しても過去は変えられない…報われない…。最近ハマって読みあさっている貫井作品のなかではイマイチ盛り上がらなかった…orz2014/12/11

daubentonia

19
“あなたは、もう一度必ず会いたいと願った誰かと離れる時、なんと言いますか?さよならの代わりに…。”閉ざされた世界の劇団、様々な感情が蠢くその場所で起こる殺人事件。謎の女性祐里に協力する形で和希は、事件の真相と祐里の正体を知る事になります。大きな時の流れは変える事はできないというのが、物語を複雑に切なくしていますね。突然の出会いがあれば、受け入れられない別れもあります。会いたいとと切に願う気持ちがあれば、もう一度出会えるかもしれません。だから、これからは“またね”という言葉を使っていこう。そう思いました。2013/04/11

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