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ポリスマン

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344004511
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

亜細亜プロレスの深見甚次郎は小柄で地味な中堅レスラー。花形レスラーが君臨するリングの陰で静かに棲息している。しかし彼の正体はポリスマン―リングの掟を破った愚か者に真の強さで制裁を加える仕事人なのだ。なぜそれほどの実力者が日陰の身に甘んじているのか?プロレスラーを目指す練習生、スパイ行為に走る自衛官、六本木のホステス、ロシアの伝説的格闘家…幾人もの孤独、焦燥、悲しみが絡み合う街で、今日もまたポリスマンに新しい指令が下された。

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
本名・祝康成。1960年鹿児島県生まれ。週刊誌記者、ノンフィクションライターを経て、2000年に『サイレント・ボーダー』で小説家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

3
タイトルからイメージして刑事ものかと思って手に取ったのですが、実際には血みどろの格闘技、プロレスを扱った作品でした。ロシアで繰り広げる世界もかなり凄惨で、読み進めるのがしんどかったです。2011/12/09

南註亭

3
拷問とかスプラッタとかが生理的にダメなひとはぜったいに読まないほうがいい。じつは本書はプロレスとか格闘技の世界を書いた小説ではない。舞台をそういうところに設定しただけで、じつは「ノワール」の一種といっていい。夢枕獏の餓狼伝シリーズのようなものでは全くないので要注意。後味の悪さはかなりのものです。2007/04/12

鈴と空

2
好みとは違ったかな…。「面白い」よりも「うわぁ…」だった。やっぱり格闘技を見たいとは思えない。殴り合いも聞くに堪えない野次も。2010/04/10

chuji

1
久喜市立中央図書館の本。初期の著作(2003年12月20日第1刷)2017/02/11

タマちゃん

1
ポリスマンって、そういう意味だったんですね。しかし、まあ日本人が鍛え上げられた巨体の外人にファイトで勝てるんだろうか?食ってるものが違うし、ハングリー度がケタ違いだと思うのだが・・。いとも簡単に素手で人を殺していく怪物セルゲイ、ロシアで、シベリアで何があったのか?深見は何を見たのか?東京のリングで繰り広げられるプロレスショーの陰に、さまざまな思惑が絡み冒頭のシーンが最後に完結される、ド迫力のバイオレンスミステリーだ。2013/05/31

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