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田中真紀子研究

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  • サイズ B6判/ページ数 339p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344002098
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

人間に対する異常とも思える警戒心と、人間を人間とも思わない冷淡さが真紀子の特徴である。人を「家族、使用人、敵」の三種類でしか捉えられない。真紀子はあっという間に時代の風に乗り、政権ナンバー2の外相にまで上り詰めた。しかし、外相になっても、真紀子の性格を語るキーワードである「オバサン」「わがまま」「人間不信」が変わることはなかった。だが、結局、その性格が災いして最後は秘書給与のピンハネ疑惑で追い詰められていく。本書はさしずめ、そんな真紀子の「観察日記」である。

目次

〇一年・春 田中真紀子外務大臣の誕生(純一郎と真紀子、運命の出会い;何と官房長官のポストを要求 ほか)
〇一年・夏 外務省人事の迷走(沖縄米兵暴行事件と真紀子の「不謹慎」発言;科学技術庁長官時代も大騒動 ほか)
〇一年・秋 田中真紀子の「新・金脈研究」(「主婦感覚」の政治家の本質;越後交通が相続税を肩わり ほか)
〇一年・冬 「更迭」の波乱(鈴木宗男に侵食された外務省;「恫喝」と「気配り」、宗男流アメとムチ作戦 ほか)

著者等紹介

松田史朗[マツダシロウ]
1964年生まれ。信州大学を卒業後、重化学工業通信社に入社。その後「週刊ポスト」「週刊文春」記者を経て独立。現在、フリー。01年春~02年春、「週刊文春」田中真紀子問題取材班チーフとして、「指輪紛失事件」「人事課篭城事件」を精力的に取材。「秘書給与ピンハネ疑惑」をスクープした
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