内容説明
彼らから受け取ったものは、はかりしれない。大きな気持ちで人生を展開する人々を描く、初のコラム集。
目次
1 ひきつけられる人々(畑正憲氏について;村上龍センセ;追悼カート・コバーン ほか)
2 海外に向けた仕事(イタリアの色彩;パトシアン!!!;静ひつと希望 ほか)
3 心をゆらす様々なできごと(サウナの人々;『ロッキー・ホラー・ショー』まわりの日本人;「外野」の人々について、その他 ほか)
4 短いが熱い!捨てがたいコメント集(セクシー山田について;ヤマグチ氏の神秘;さくらももこさんのこと ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
10
小説以外の吉本ばななの文章は、もう読みたくないと思う。 多分、本当に相性が悪いのだ。一編のコラムでひっかる箇所がいくつもある。言葉の選択、視点の高さ、慣用句の使い間違い。いらいらいらいら。もっと寛容な人間だと思っていたわ、自分。作家としては卓越した才能があると思うけど、なんか…無理だ。ファンの方すみません。2018/12/15
四葉♡⃛
3
吉本さんのエッセイ集2冊目です。やっぱり吉本さんの物事に対する大きな暖かい視点は、知らぬ間に「私疲れてたのかも…」と自覚のない傷が修復されていくような気持ちになります。小説はテイストが違うみたいですが、いつか読んでみたいな。「生きている。そのことが思ったより嬉しいかもしれないことを、こんなに勢いよく感じさせてくれてありがとう。」まさにこの一言に尽きます!!2020/06/12
ゆうこ
2
この人の作品を読むといじわるな気持ちがなくなる。なんだか自分を肯定されながら叱られてる気分。2011/11/08
ankowakoshian11
1
再読。2022/12/27
ひょるひょる
1
藤子先生の話が印象的だった。2019/08/10