回想の鴨居玲―「昭和」を生き抜いた画家

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回想の鴨居玲―「昭和」を生き抜いた画家

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784343003218
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0095

内容説明

没後20年。“孤高の画家”“自画像の画家”といわれた鴨居玲の、画業・生き様・胸の内を、美術評論家の目と、友の心で振り返る。

目次

1 彼は模索しながら生きた(六人のサムライを斬る!;シリメツレツ鴨居玲論;鴨居玲からの手紙;パリで鴨居と一緒して;知り合ってから)
2 彼は突如逝ってしまった(残念な鴨居の死;素描・鴨居玲;“うだつ会”のこと;神戸の四人の安井賞画家;『一期は夢よ 鴨居玲』を読んで ほか)

著者等紹介

伊藤誠[イトウマコト]
美術評論家連盟(国際美術評論家連盟日本支部)会員。1929年兵庫県生まれ、神戸市在住。元・神戸新聞文化事業局次長、姫路市立美術館創立副館長、姫路独協大学講師ほか。現・兵庫県芸術文化財団評議員、神戸芸術文化会議相談役、神戸市立小磯記念美術館運営委員会副議長ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆき

1
芸術担当の記者として鴨居と出会った著者が、過去、鴨居について記した文章を集めて解説を付けた一冊。友人として見た鴨居玲やその死についてなど、著者が語る思い出話に付き合っているような感覚。画家としての鴨居について知りたい人には物足りないかも。また、著者は鴨居(と同年代の人間たち)にとって戦争が大きな影を落としていたことも言いたかったようだけれど絞り切れていなくて残念。鴨居玲のプライベートを垣間見るつもりで読むと良いかもしれない。2012/03/15

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