未来への約束―軽度の知的障害者の自立を支援するグループホームの真実の姿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784341082673
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0095

内容説明

グループホームとは、障害者や老人など、一人では往きにくい人たちの生活を支援する場です。彼らは社会から置き去りにされたまま、ときには家族にも見捨てられ、放置されていました。また家族の愛に気づけない人もいます。私は彼らに何らかの手助けが必要だと気づき、PWLをスタートさせることにしたのです。―中略―家族の愛に恵まれない彼らも、ここでは大勢の仲間たちとともに、ときには仕事に悩み、恋をし、スポーツに挑戦し、家族の絆を模索しながら、日々を暮しています。本書ではそんな彼らの青春の姿を紹介しています。

目次

1 なくした家族の愛をさがして(伝言ダイヤル;国際結婚;自由とルール;男を見る目 ほか)
2 家族が私に教えてくれたこと―箕輪一美ストーリー(怖いもの知らずになったのは;仕事とは人のためにするもの;子どもたちを守るということ;知識と経験は財産なり ほか)

著者等紹介

箕輪一美[ミノワヒトミ]
1956年神奈川県横浜市に生まれる。1978年から横浜市立中学校特殊学級担任を14年間勤務。教員退職後グループホームPWLをスタート、社会福祉法人同愛会の傘下の中PWL事業部として独立して運営。1994年障害者雇用の有限会社と地域作業所をスタート、知的障害者の雇用の幅を拡大。1995年PWLスポーツ・文化振興協会設立、1996年協会主催のジャパン・チャンピオンシップ大会を日本初競技性重視の大会として発案、企画、スタートする。これが契機となり、パラリンピックに認められた競技の全国競技団体が組織されていく。2001年4月知的障害者を含む通信制サポート校を開校。その他、国際関連も含む障害者事業に関わる様々な役職を歴任
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