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内容説明
医用工学は、今までややもすれば医療に役立つ技術という考え方をしがちであるが、本来は、生体を医学の立場から客観的に考察し、工学からは理論的に現象を解明して、その成果をどのように医療に役立てるかを両者が追究する医学と工学の境界領域にあるものである。このような観点から、医用工学を単なる機器の技術的内容として理解するのでなく、生体とあるいは生理現象といかに深くかかわっているかを広く理解することが必要である。本書は初歩的・基本的なテーマが中心ではあるが、医学と工学との関係での技術の重要さに少しでも接するための一冊である。
目次
医用工学とは
医用工学発展の歴史
医用電子機器の種類
人体からの情報収集
生体物性
医用電子回路
医用機器各論
患者監視システム
画像診断装置
治療機器
人体機能補助装置
医療情報システム
安全対策
著者等紹介
木村雄治[キムラユウジ]
1959年電気通信大学電気通信学科卒業。1959年フクダ電子(株)勤務。1968年日本電気三栄(株)勤務。1991年日本光電工業(株)勤務。1998年東京電子専門学校講師。現在に至る
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