内容説明
本書は、東京工業大学大学院総合理工学研究科で講じてきた「神経回路システム特論」の講義ノートを中心に、最近の研究動向、研究成果の一部を加えたもので、理工系大学院生や、電気・機械・情報系企業の開発担当者向きの構成としてあるが、情報系学部高年次学生や社会科学・心理学・生物学など広い分野の研究者向けの参考書としても利用できるよう配慮した。
目次
1 神経回路システムの概要と研究の視座
2 神経系の生理とモデル表現
3 記憶と学習のモデル
4 教師つき学習モデル
5 誤差逆伝搬法と逆問題
6 教師なし学習モデルと自己組織化
7 最適化およびパターン修復問題
8 複数ネットによるシステム構成
9 神経回路と情報量
10 制御システムへの応用
11 医用・生体計測への応用
12 社会システムと神経回路
13 神経回路システムの実現と意識のニューロエソロジー
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