内容説明
本書では「音の福祉工学」と題して、音の世界や言葉を失った人たち、音を頼りに周囲を知ろうとしている人達など、音に関連する障害者に対し、現在の技術がどこまで助けることができるのかを述べ、そして、音の福祉工学が、音声認識や合成音声、環境認識、人工現実感などの難題とどのように結び付いてくるのかを考える。
目次
１ 音響福祉工学の基礎知識
２ 音響福祉工学のとらえ方
３ 音の皮膚刺激変換による伝達
４ 音の視覚刺激変換による伝達
５ 音の聴神経電気刺激による伝達
６ 音の加工による聴覚呈示
７ 失われた声の再生
８ 音による盲人補助
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
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図書館本。自分が目指している方向性において、最重要書籍のひとつだと感じられたぐらい、学び多い一冊でした。この書籍の初版が1997年であり、現在に至るまでに四半世紀経過している事から、技術の進歩度合いもしっかり理解していかねばと感じました。時折、読み返すことになると思います。2023/08/26
