出版社内容情報
人間らしく生きるための「人権」を獲得するために、人々が長い年月をかけて闘ってきた過程について、世界の歴史を中心に学びます。
内容説明
この巻では、昔から現在に至るまでに、人類がどのように人権をとらえ、手に入れてきたのかをたどります。人権が私たちにとって当たり前のものになるまでに、人々がどのような努力を重ねてきたかを調べていきましょう。
目次
人権の広がり
世界の人権の歴史
日本の人権の歴史
現代までの人権の拡大
現代の人権問題
まとめ 人権の歴史
著者等紹介
伊藤賀一[イトウガイチ]
1972年京都府生まれ。東進ハイスクールなど、多数の映像講座、予備校、塾、高校などの講師を経て、リクルート「スタディサプリ」日本史・倫理・政経・現社・歴史総合・公共地理・歴史・公民の9科を担当。43歳で早稲田大学教育学部に入学するなどずっと学びを続けている。司法試験予備校やシニア施設、全国各地の社会人向けカルチャースクールの教壇にも立つほか、ラジオパーソナリティやプロレスのリングアナウンサーとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なま
10
★4 昨今叫ばれているSDGs。地球環境や社会にいかに配慮したかをPRしているが実体が伴わないSDGsウォッシュを考えるきっかけに。2015年採択されたSDGsは2030アジェンダに含まれた目標であり、人権について触れられている。人権の歴史としてキュロス大王の世界初人権宣言~SDGs採択まで。一部の特権階級だけに認められたり、奴隷・女性・が対象にはならなかった歴史を世界の人々は、どう対峙して革命・運動を起こしてきたか?広がる啓蒙思想に励まされたか?人が安全・安心して生きる為の道のりが記されている。2022/12/18