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出版社内容情報
現在、世界の4人にひとりがイスラーム教徒。いったいどんな宗教なの? テロや難民の問題って、どう考えればいいの? いま話題のモスク(礼拝所)・東京ジャーミイの案内人、下山茂さんにやさしく教えてもらおう!
瀧井宏臣[タキイヒロオミ]
著・文・その他
内容説明
新宿のビル街近くにそびえる不思議な建物。モスクと呼ばれるイスラーム(イスラム教)の礼拝所・東京ジャーミイです。ここで見学者をガイドしているのが、日本人信徒の下山茂さん。いまや世界の4人にひとりがイスラーム教徒です。イスラームのことを下山さんにやさしく教えてもらいましょう。
目次
序章 神秘の礼拝堂
第1章 これがモスクだ!
第2章 未知の世界にあこがれて
第3章 なぜイスラーム教徒になったのか
第4章 イスラームの世界を見る
第5章 偏見を乗りこえる
終章 ともに生きる世界をつくる
著者等紹介
瀧井宏臣[タキイヒロオミ]
児童文学作家・詩人。日本児童文芸家協会会員。1958年、東京生まれ。2017年に『東京大空襲を忘れない』(講談社)で、第1回児童文芸ノンフィクション文学賞(日本児童文芸家協会主催)を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
70
《図書館》読友さんの感想を読み、読んだ本。イスラームについてすごくわかりやすく書かれており、一度ステキな装飾を見に行ってみたい。イスラーム=テロと思ってしまうこともあったので、この本に出会い正しい知識を得られたのはすごく良かった。2019/07/18
Twakiz
23
どうしても「アルカイダ」「ビンラディン」「WTC」「イスラム国」などがイメージされてしまうイスラム教ですが信者の方がみな過激派であるはずもなく.下山さんという東京ジャーミィの代表の方の半生を含めイスラム教の解説.ルビ付き,小学生でも読める.異文化・別の宗教に触れること(自分はかなり無宗教な適当人間ですが)はきっと大事だろう.一度見学に行ってみようかな?2019/09/16
Ayakankoku
12
東京ジャーミイモスクに行ってみたくなった。イスラムへの偏見をなくし、理解を深めて欲しいという想いが随所から伝わってきた。モスクに描かれている花がチューリップだったのは、初めてしった。2019/04/14
timeturner
10
イスラームについての説明というより、東京ジャーミイの広報担当・下山茂氏の冒険人生を語るって感じ。国家という枠をこえて生きる人がイスラーム教徒になった理由はよく理解できた。東京ジャーミイのモスク見学ツアーは行ってみたいかも。2019/01/20
みーさん
9
イスラームのことがわかる。下山さんの人生がすごい。西洋文明と東洋文明と分けて考えていたが、東洋の後ろにはインド文明が、西洋の後ろにはギリシャ文明、イスラーム文明があり世界はつながっているという。毎日飲んでいる意外なものがイスラーム発祥なのに驚いた。2019/06/21