出版社内容情報
旅に出た時、詩の一行がよみがえってくることでしょう。若い魂に贈る旅の詩15編。秋谷豊、小野十三郎、北村太郎、谷川雁、中野重治、宮沢賢治、他。
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
目次
はじめての町(茨木のり子)
出さない絵葉書(新川和江)
播州平野(小野十三郎)
湖のある村(秋谷豊)
小さな汽車(高橋忠治)
女西洋人(中野重治)
センチメンタル・ジャーニー(北村太郎)
旅情(嵯峨信之)
オホーツク挽歌(宮沢賢治)
峠(石垣りん)
六月(茨木のり子)
きくわん車(中野重治)
南紀の駅(伊藤桂一)
旅上(萩原朔太郎)
雲よ(谷川雁)
著者等紹介
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
1924年福島県に生まれる。福島師範学校卒業。1944年いわゆる学徒動員により太平洋戦争に従軍、戦争末期特別攻撃隊員としての生活をおくる。敗戦によって復員。以後教師生活をつづける。新日本文学会会員、日本作文の会会員、雑誌『ひと』編集委員。1997年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。