出版社内容情報
「わたし」は今どこにいるのだろう。「わたし」を見つづける詩人たちの言葉からの贈りもの20編。石川啄木、大関松三郎、小野十三郎、中原中也、他。
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
目次
妹へおくる手紙(山之口獏)
たかが詩人(黒田三郎)
はる(谷川俊太郎)
飛行機(石川啄木)
教育詩(矢川澄子)
月夜の浜辺(中原中也)
道(黒田三郎)
日日(谷川俊太郎)
表札(石垣りん)
道程(高村光太郎)
砂の道(黒田三郎)
女の子のマーチ(茨木のり子)
山に登る(萩原朔太郎)
蜥蜴(香川紘子)
青空(大岡信)
造園術(小野十三郎)
会話(山之口〓(ばく))
水(大岡松三郎)
砂上(黒田三郎)
計算ちがい(牟礼慶子)
著者等紹介
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
1924年福島県に生まれる。福島師範学校卒業。1944年いわゆる学徒動員により太平洋戦争に従軍、戦争末期特別攻撃隊員としての生活をおくる。敗戦によって復員。以後教師生活をつづける。新日本文学会会員、日本作文の会会員、雑誌『ひと』編集委員。1997年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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