出版社内容情報
愛は美しいだけだろうか。愛とは何か。珠玉の愛の詩18編を収録。高村光太郎、立原道造、谷川俊太郎、中原中也、矢川澄子、他。
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
目次
レモン哀歌(高村光太郎)
朝になると(永瀬清子)
ふゆのさくら(新川和江)
少年と少女(千家元麿)
くりかえす(谷川俊太郎)
もはやそれ以上(黒田三郎)
ときとして私たちは…(伊藤海彦)
ぐりまの死(草野心平)
しずかな夫婦(天野忠)
汚れっちまった悲しみに…(中原中也)
長い時間(富岡多恵子)
雨・梨の花(小川和佑)
帰途(高橋元吉)
お才(横瀬夜雨)
はないちもんめ(矢川澄子)
雪つぶて(小川正孝)
浅き春に寄せて(立原道造)
天の川(荻原恵子)
著者等紹介
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
1924年福島県に生まれる。福島師範学校卒業。1944年いわゆる学徒動員により太平洋戦争に従軍、戦争末期特別攻撃隊員としての生活をおくる。敗戦によって復員。以後教師生活をつづける。新日本文学会会員、日本作文の会会員、雑誌『ひと』編集委員。1997年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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