内容説明
水田の役割と生態系、わらやぬかの利用、新たな農法や品種、米の漢字やことわざなど。
目次
水田を見なおす―水田のさまざまな働き
水田は巨大なダム―洪水や土砂崩れを防ぐ
暑さをやわらげる―水をきれいにする働きもある
生き物をはぐくむ―水田の豊かな生態系
水田のいろいろな食べ物―魚や野鳥がおかずになった
水田と里地―人里の豊かな自然
わらの利用―衣類・入れ物などいろいろ
ぬかの利用―つけものや石けんに使われている
米をめぐる行事1―豊作を願い無事を祈る
米をめぐる行事2―みのりに感謝する
災害と米づくり―米をつくりつづけるために
新たな農法への取り組み1―田植えロボットやロボットトラクターも
新たな農法への取り組み2―生き物といっしょに米づくり
新しい米をつくる―地球温暖化に強い品種も
水田は学びの場―体験学習がさかんに
米と田の漢字―稲、粉などいろいろ
米のことわざ―人の名前も水田から
米にちなむ短歌・俳句―百人一首にも田の歌が
米にちなむ単位―体積や面積も米がものさし
著者等紹介
稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
1968年、静岡市生まれ。岡山大学大学院修了後、農林水産省、静岡県職員を経て、静岡大学農学部教授。農学博士
谷本雄治[タニモトユウジ]
1953年、名古屋市生まれ。新聞記者の仕事のかたわら、「プチ生物研究家」として、身近な虫や生物の観察にいそしむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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