出版社内容情報
四つの部族とスター族を相手に、一大戦争を画策する〈暗黒の森〉のタイガースター。予言の猫三匹に立ち向かう術はあるのか!?小学校高学年向。
内容説明
とくべつな猫になんか、ならなければよかった…四つの部族とスター族を相手に、一大戦争を画策する“暗黒の森”の猫たち。星の力をもつ三匹は、企みを阻止できるか!?
著者等紹介
高林由香子[タカバヤシユカコ]
埼玉県生まれ。バンコクで育つ。早稲田大学商学部卒業後、外資系銀行勤務の後、翻訳をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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寧々子
12
「暗黒の森」の猫たちは一大戦争を仕掛ける為に着々と準備を進めているのに、予言の猫たちは自分たちの能力を過信したり、身勝手な言動が目立つのでイライラしました! 第4期の主役を務める猫たちがあまりにも自信過剰でエゴのかたまりなのは、何か作者の意図があるのでしょうか? ウィンド族やリヴァ―族はほとんど登場しないまま、一大戦争前に不協和音が生じるさまが描かれただけで終わってしまった。 今までは6冊で完結だったことを考えると、そろそろ次巻あたりから盛り上がってくることを期待します!2017/07/12
姫ママ=^・ω・^=
6
「スター族」はどうしたいの?「暗黒の森」の猫たちは一大戦争を仕掛けるために、アイヴィーポーを始め それぞれの部族から猫達選んで引き込み訓練をしているというのに・・・ 部族間を分断させて自分達だけでどうにかしろだなんて。そそのかされたアイヴィーポーの言葉で不協和音で意味のない戦いが行われたし。 終盤、教えられ・過ちに気づきスパイをするアイヴィーポーがちょっと心配!タイガースターは騙せないような気がする。。。2020/01/25
おぜ
6
初端にライオンハートが出てきて歓喜したのも束の間、いよいよ決戦の日が近づいてきたかという感じ。アイヴィーポーは無事でいられるのだろうか…。とても心配だ。ファイヤスターやサンドストームたちの世代がいよいよ現役を退く頃になるのだろうか。容赦のない時の流れを感じる。それにしてもダークストライプ!!どうしようもないやつ。2017/05/24
りゅりゅ
4
満ち満ちる緊張感。スター族の意図どころか、警告者が本当にスター族なのかさえも疑いながら読み進める。命をまた一つ失い、判断力も高潔さも衰えてしまったとしか思えないファイヤスターの判断が虚しい。ファイヤスターが召されて、死後の世界でタイガースターと決着をつけるのではないかと予想していた頃もあった。しかし、今回のストーリーからはとてもそう感じることはできない。誰が死に、誰が生き残るのか。死後の世界は消滅するのか形を変えて残るのか。早く続きが読みたい。2017/08/10
kotaro
2
★★★★★★★★☆☆2021/05/09