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  • サイズ B6判/ページ数 401p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784338287166
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

目覚めたら、すぐに「自分がだれか」を把握しなければならない。なぜなら、Aは毎朝、違う人物のからだの中で目覚めるから。共通点は、からだを借りる相手はかならず16才だということ。16才なら、男でも女でもあり得る。住んでいる場所がメリーランド州の一定範囲内であること。からだを借りるのは、一日だけであること。そして、二度と同じ人物にはならないこと。肉体も名前も持たない彼/彼女は、自分のことを「A」とだけ、呼んでいる。

デイヴィッド・レヴィサン[デイヴィッドレヴィサン]
著・文・その他

三辺律子[サンベリツコ]
翻訳

内容説明

毎日、だれかのからだで目覚める。毎日、ちがう人生を生きる。毎日、きみに恋してる。「こんなにも近くにいるのに、届かない…」マーガレット・A・エドワーズ賞受賞作家が贈る、究極のラブストーリー。

著者等紹介

レヴィサン,デイヴィッド[レヴィサン,デイヴィッド] [Levithan,David]
1972年、ニュージャージー州生まれ。2003年に『ボーイ・ミーツ・ボーイ』(ヴィレッジブックス)でデビューし、ラムダ賞を受賞。以来、LGBTやジェンダーをテーマに数多くの作品を発表。その他の作品に、ジョン・グリーンとの共作『ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン』(岩波書店)などがある。出版社でYA作品を手がける編集者でもある。2016年には、優れたヤングアダルト作家に与えられるマーガレット・A.エドワーズ賞を受賞

三辺律子[サンベリツコ]
東京都生まれ。聖心女子大学英語英文学科卒業。白百合女子大学大学院児童文化学科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

146
このタイトルと表紙は、読んだ後では深く重い。LGBT関連についてよく書かれる作家さんであるようだ。しかし、これはそこから一歩はみ出している。そして設定がとても苦しくてこわい。こんな苦しい生を受け入れることは私には出来ないし、そこに愛した人を巻き込むことは絶対にしたくない。読みやすく、若い人が手に取りやすい内容だろうが、含むものの悪魔的なものが私には本当に身震いする程で、自分が思春期の頃には読みたくなかったと思う。2019/03/11

mocha

101
毎日違う人間の中で目覚めるA。自分の肉体を持たない存在の彼(?)が恋をする。こんな設定を無理なく読ませるのがまずスゴイ。切ないラブストーリーとしてもよくできているけれど、毎日違う宿主たちの生きかた、ジェンダー、家族などが内側から描かれていて、アメリカのティーンエイジャーの図録のようでもある。アイデンティティを模索する10代、体と心の在り方ついて考えさせてくれる本だと思う。2020/05/03

☆よいこ

89
YA。現代SF、すごく良かった!▽毎朝、まったく違う肉体の中で目覚める存在。ルールは、自分と同じ年齢の人物の中で目覚めること。地域的にはそう遠くなく、数時間で移動できる距離の範囲内。宿主の体のコントロールを一日だけ借りて生きる。仮の名は「A」。Aは初めて真剣に恋をした。ある日の宿主ジャスティンの彼女、リアノンに強く惹かれ、彼女のことが忘れられなくなった。毎日肉体が変わってしまう「A」の恋は実るのだろうか▽たくさんの人物が登場し、様々な人生を一日だけ体験するAにドキドキした。三辺律子さんの訳は最高だと思う。2019/02/06

らぱん

67
面白い。年齢設定が子供と大人の間の16歳なのが絶妙で、肥大する自我を持て余し人間関係の複雑さに悩む年頃だろう。主人公Aは実体のない純粋な意識体で毎朝違う身体で目覚め、その肉体において一日限りの生を生きる。まさに借り物で、かりそめの一日の連続がAの毎日なのだ。LGBTに触れる若年層向けの恋愛物語で奇抜な成長譚だが主題は深い。アイデンティティとは何か。肉体はただの容器なのか。他者からの存在承認が皆無でも自己を確立し保てるか。密度の濃い恋愛は人格形成や深化に多大な影響を与える。Aは恋をして前より大人になった。↓2019/05/13

niisun

66
読友の皆様の感想が気になって読んでみましたが、とても面白かったです。池袋のジュンク堂でも児童書コーナーのみに置かれていたヤングアダルト文学の様ですが、読み応えがありました。毎朝、違う誰かの身体で目覚める実態を持たない主人公が恋に落ちる物語。タイムトラベルを繰り返す『アバウト・タイム』、彼との記憶をすべて消し去る『エターナル☆サンシャイン』、自分の書いた小説の登場人物が実際に現れる『ルビー・スパークス』など様々な形のSF恋愛モノの秀作がありますが、それらに引けをとらない魅力的な作品だと個人的には思います。2020/11/12

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