内容説明
虹ができるひみつを知れば、虹を見つけて楽しむのはかんたん。いつでも自分で虹をつくって見ることもできるし、光の性質もわかる。
目次
虹を見たことがありますか―子どもたちがかいた虹
虹の色の順番は?―絵本やワッペンの虹の絵を見ると
虹の写真を見たら―虹の色の順番は決まっている?
虹の漢字のなぞ―虹は生きもの?
虹をつくってみよう―かんたんにつくれるのか?
日の光がやってくる方向―虹をつくるコツ
虹をはっきりと見るためには?―虹を見るもうひとつのコツ
虹をつくる3つのコツ―虹がハッキリ見えるには
色のならび方が反対の虹もある?―虹にはおすとめすがいる?
クモの巣の水滴のかがやき―ディートリヒさんの虹の研究物語
水滴の下のほうに見える光のなぞ―光のとおり道をさぐる
水滴の中をひと回りして出てくる虹の光―水滴が全体として色を出す
虹の形のなぞ―虹の本当の形は?
丸い虹づくりに挑戦―丸い虹をつくるコツは?
虹の色の正体―ニュートンの発見
プラスチックの球でも虹はできる?―水滴のかわりになるでしょうか?
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
遠藤郁夫[エンドウイクオ]
作新学院小学部教諭。仮説実験授業研究会会員。1958年栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。卒業後、塾講師などを経て、玉川大学の通信教育で小学校教員免許を取得。その頃、『たのしい授業』(仮説社)の創刊号と出会い、学ぶことで新しい世界が開けるような魅力に深く共感。子どもたちとそんなたのしい授業をしたいという思いで小学校教員になる。以後、「たのしい授業・仮説実験授業」の実践と研究に情熱をそそぐと共に、栃木県内での普及にも努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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