内容説明
コップの水にティッシュペーパーをたらしたら、その紙を伝わって、外に流れ出す冒険の物語。水分子がティッシュペーパーをよじのぼったんだ。
目次
水はつぶでできている―水は分子の集まりだ
水分子の正体―3個の原子でできている
ガラスと水はなかよし―ガラスは赤パンツくんを引きよせる
ティッシュを水につけると―赤パンツくんはどこまでのぼるか
よじのぼる赤パンツくん―水分子のつながりのはたらき
ストローサイフォンでやってみると―赤パンツくんは流れたり止まったり
水の表面―もり上がる赤パンツくん
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
福嶋昭雄[フクシマアキオ]
小学校教員。仮説実験授業研究会会員。1967年山口県生まれ。大学卒業間際に板倉聖宣著『私の評価論』(国土社)を読んで、仮説実験授業に出会う。1989年、大学卒業とともに東京都の小学校に勤務。近年は、板倉聖宣氏とともに授業書の作成に深く関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
12
水はつぶでできている/水分子の正体/ガラスと水はなかよし/ティッシュを水につけると/よじのぼる赤パンツくん/ストローサイフォンでやってみると/水の表面 水の分子は赤パンツくんという呼び名。よじのぼったり、ひっぱったり、とすごい力を分かりやすく説明してくれます!シリーズの1冊。2020/03/05
morgen
1
息子にサイフォンの原理を説明せねばならず、図書館で借りた本。あらゆる物質は分子から成ることをまず理解する必要がある。2019/12/05
モリー
0
小中学生の頃にこんな授業を受けたかった。子供たちに是非読ませたい。サイフォンの原理は大気圧が原因というのは間違いであることが最近分かったとは驚き。2017/10/15