目次
書の力、筆の魅力(筆であそぼう!Tシャツに落書きしたよ;町の中の筆文字さがし;どっちがおいしそうかな?;手紙もいいもんだ;いろいろな花が咲いたよ ほか)
すずりや「書の美術館」(「がんばろう日本」うどよし;「人」慈雲;「乞食放浪」須田剋太;「鳥」森田子龍;「般若心経」池田満寿夫 ほか)
著者等紹介
角田恵理子[ツノダエリコ]
書家・書道史家。游墨会主宰。東京教育大学(現・筑波大学)教育学部芸術学科書専攻卒業。実技を今井凌雪、日本書道史を小松茂美に師事。書道および書道史の専門書から入門書まで企画・編集・執筆にたずさわるなど、書の啓蒙に努めている
佐々木和童[ササキワドウ]
書家・元東京都小学校教諭。東京学芸大学書道科卒業。大学時代より金子鴎亭・伊東参州に師事する。毎日書道展、創玄書道展などに出品。小学校教諭として、東京都練馬区立豊玉第二小学校、北区立赤羽小学校などを歴任。現在は教職を退き、書家として活動をすすめている。明桜書道会、なごみ書道会主宰。毎日書道展会員、日本詩文書作家協会会員、高野山書道協会参事、日本教育書道連盟審査員および参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
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字が下手で、習字も苦手だった自分「書」に関心を持ったのはパフォーマンス書道であり、相田みつをであり、博物館でみかけた破天荒な墨の世界であり…と、思い切り邪道な興味本位なのですが、この絵本は「それでいいのだ」と答えてくれました。 筆で描く文字は、文字ではなく表現なのです。 この発想は習字を苦手とする人にとっては「目からウロコ」なのではないでしょうか。 2012/12/25
猫月 さや
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2012年出版。シリーズ1巻。「書」の知られざる魅力が満載。子どもの頃、こんなふうに筆で遊んでみたかったなと。書道パフォーマンス甲子園とかも知りませんでした。巻末の「全巻さくいん」と「おすすめの本・参考文献」が詳細でスゴイ!2012/10/01