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内容説明
南アジアの海沿いにぐるりと広がる、インド南部からバングラデシュにかけての地域は、季節風がもたらす豊かな雨にめぐまれています。この地域はまた、海を通じて世界各地とつながってきました。ヨーロッパは香辛料をこの地に求め、江戸時代の日本では、南インド産の布地や絨毯がいまのブランド品以上に珍重されていたのです。人々の暮らし、そして日本との意外なつながりをこの巻でくわしくみてみましょう。
目次
1 季節風吹く自然と暮らし
2 海を越えた文明
3 暑さへの工夫
4 暮らしの息抜き
5 祈りと願い
6 芸能の大地
著者等紹介
ダニエルス,クリスチャン[ダニエルス,クリスチャン] [Daniels,Christian]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1953年、フィジー生まれ。オーストラリア人。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は中国西南部と東南アジア大陸部北部の歴史
小西正捷[コニシマサトシ]
立教大学名誉教授。1938年、秋田県生まれ。専門は南アジア考古学・文化人類学・文化史。国際基督教大学教養学部人文科学科を卒業後、インド・カルカッタ大学大学院修士課程修了、東京大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。法政大学助教授・教授、立教大学教授、インド国立高等学術研究所員を歴任。西アジア・東南アジアなどの周辺地域との関係も視野に、インダス文明研究や、長間儀礼・芸能・工芸などを通じて、南アジアの文化の深層を探究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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