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内容説明
インドネシア、マレーシア、フィリピンなど、東南アジア島嶼部の人びとは、めぐまれた自然環境のもと、植物や動物をさまざまな使いこなしてきました。イモなどの作物を栽培する陸地の人びと、魚を獲って売り買いする海辺の人びと、それぞれの暮らしを、衣食住や航海、宗教などから、みつめてみましょう。また、日本とのつながりについて考えてみましょう
目次
1 東南アジア島嶼部の人と自然
2 根栽農耕の技術
3 作物をめぐる暮らし
4 文化をうけつぐ
5 海に生きる技術
6 魚をめぐる暮らし
7 祈りと願い
著者等紹介
ダニエルス,クリスチャン[ダニエルス,クリスチャン] [Daniels,Christian]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1953年、フィジー生まれ。オーストラリア人。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は中国西南部と東南アジア大陸部北部の歴史
落合雪野[オチアイユキノ]
鹿児島大学総合研究博物館准教授。1967年、静岡県生まれ。専門は民族植物学、東南アジア地域研究。京都大学大学院農学研究科農林生物学専攻博士後期課程修了。博士(農学)。東南アジアや東アジアでフィールドワークをおこない、人と植物の関係や植物利用の文化について追究している。おもな研究対象に雑穀、ジュズダマ属植物、染料植物のアオバナなどがある。研究の成果を社会に開くための実践として、「トラベリング・ミュージアム」や「ジュズダマ研究スタジオ」などの展覧会活動をラオス、大阪、台湾、インドネシアで展開している
赤嶺淳[アカミネジュン]
一橋大学大学院社会学研究科教授。1967年、大分県生まれ。専門は東南アジア地域研究、食生活誌学。Ph.D.(フィリピン学)。ナマコを中心に、海産物がどのように獲られ、流通し、消費されているのかを、世界規模のフィールドワークを通じて解明するとともに、海産資源の持続的利用と環境保護をめぐる文化摩擦などの問題についても、活発に提言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。