内容説明
日本の子どもたちが出会う、さまざまな行事やならわしの、はじまりやわけ。行事にこめられた願いと心。
目次
7月の別のいいかた(日本)
山びらき・海びらき(7月1日ごろ)
半夏生(7月2日ごろ)
小暑(7月7日ごろ)
「七夕」とかいて「たなばた」とよむのは、なぜ?
いろいろな七夕かざり
夏の星
あさがお市(7月6日~8日)
ほおずき市(7月9日・10日)
虫おくり〔ほか〕
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
加古里子。1926(大正15)年福井県武生町(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめた。土木学会著作賞、日本科学読物賞、児童福祉文化特別賞、菊池寛賞、日本化学会特別功労賞、神奈川文化賞、川崎市文化賞、日本児童文学学会特別賞、日本保育学会文献賞、越前市文化功労賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
69
文月。山開き、海開き、半夏生。小暑。七夕。あさがお市、ほおずき市。虫おくり。パリ祭り。中元。祇園祭。土用の丑。天神祭。夏越のはらえ。半分以上知らないことが書いてある。子どもに説明しながら,親が勉強。2013/09/27
千尋
11
名作『からすのパンやさん』でおなじみ、かこさとし先生の絵本*『こども行事 しぜんと生活』7月の巻*こどもの行事や人々の古くからの生活について、ほんわかしたイラストで解りやすく紹介されています*7月の巻は七夕の行事について書かれており・・七夕は「五節句」のひとつで、古くから中国で裁縫や文字の上達を星に願う風習がありました*他にも、七夕の前後三日間に東京の真源寺の縁日で行われる「あさがお市」や京都の三大祭りでおなじみの「祇園祭」についても書かれています**民俗学が好きな方におすすめです*2014/04/08
遠い日
7
7月はなんといっても七夕祭り。海開きに山開き、夏休みに各地の夏祭り。子どもたちの楽しみがいいぱい。虫や星から季節を感じるのもいい。もちろん、七夕伝説をちゃんと知るのもおもしろい。2017/01/27