目次
八十八夜(5月2日ごろ)
メーデー(5月1日)
博多どんたく港まつり(5月3日・4日)
端午の節句(5月5日)
ちまき
ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日ごろ)
立夏(5月6日ごろ)
いずれ、アヤメかカキツバタ
桃太郎まつり
ハーリー〔ほか〕
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
加古里子。1926(大正15)年福井県武生町(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめた。また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障害児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補習校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
57
5月は皐月。八十八夜、葵祭、三社祭,神田祭,桃太郎まつり母の日、五月富士、小満、走り梅雨、さっぽろライラック祭り、傘焼き祭りなどの行事、言葉の説明あり。愛鳥週間にちなんで,うぐいす,ひばり,あかはら,めじろなど26種類の鳥の鳴き声の説明あり。青い鳥の折り紙。2013/09/29
千尋
7
かこさとし先生の『こどもの行事 しぜんと生活』シリーズ・5月の巻*5月は様々な花が咲き、夏に近づく季節です*5月5日の「端午の節句」は、もともとは中国の行事です。中国では5月は病にかかりやすく悪い事が起こりやすい月とされており、薬草を摘んで家に飾り、病気や災いを避ける行事でした。現在のような「男の子の節句」とされたのは江戸時代で男の子の成長を祈り、武士の家に鎧兜・こいのぼりを飾ったのが始まりで、後に風習になっていったといわれています*2014/04/16
遠い日
6
子どもたちがゆったりと、この本に描かれているような行事を楽しめるようになればいいのに。自然に親しみ、地元のお祭りや文化に触れる。季節を肌で感じ、地域の産業や謂れを知る。夏兆す季節。明るい光のもと、慣れ始めた学校生活を通して、そんなふうに学べたらいいのに。2017/01/19
Aoki
3
毎月のお楽しみ。五月は、皐月、橘月、薫風月、早苗月、五月雨月、幸月。八十八夜、端午と尚武、ちまきと屈原。立夏、アヤメ、葵祭、神田祭。ききなし、五月雨。鰹、笹舟、五月尽。いい季節です。2012/05/25
ゆうこ(*^^*)
0
5月と言えば?、をこどもにも分かりやすくまとめた本です。日本ならではと思っていた端午の節句が、実は中国から伝わったものだと知ったり、昔の人が使っていた5月の天候にちなんだ「五月晴」「五月富士」「五月雨」などの言葉の紹介がされていたりと、とても充実した内容です。こどもの頃に読んでおきたかったなぁと感じた一冊です。2016/05/17