内容説明
人々が想像もつかないところで、魔術師マーリンはブリテンの国々を見守っていた。湖の貴婦人ヴィヴィアンはエレーヌ王妃が嘆くことはわかっていたが、マーリンの定めた運命にしたがって、王妃の息子をさらったのだ。王妃の息子は、湖の底の楽園で女たちにたいそうかわいがられて育った。
著者等紹介
ノゲス,ジャン=コーム[ノゲス,ジャンコーム] [Nogu`es,Jean‐C^ome]
1934年、南仏ピレネー山脈に近いカステルノダリー生まれ。パリの大学で文学を専攻し、教師となる。教職と並行して児童小説の執筆を始める。鷹匠になることに憧れた中世の少年を描いた「Le Faucon D´enich´e(巣から出された鷹)」(1972年)で注目を浴び、その後も多数の作品を出版している。現在は引退して故郷に近い小さな村に住み、文筆業に専念するとともに、児童・生徒を対象にした講演活動も活発に行っている
デュリュアル,クリストフ[デュリュアル,クリストフ] [Durual,Christophe]
1968年フランス・ローヌ地方のコンドリユー生まれ。リヨン在住。子どもの頃からバンド・デシネ(ベルギー・フランスの漫画)が好きで、自分でバンド・デシネを描き始める・リヨンのエミール・コール・デッサン学校でイラストを学んだ後、アニメ映画の仕事に従事。その後、1993年から絵本や児童小説の挿絵を手がける
こだましおり[コダマシオリ]
1959年広島県生まれ。神戸市外国語大学等卒業後、会社勤務を経て、1989年渡仏し、パリ第3大学現代フランス文学修士課程修了。在仏邦字紙の編集を経て、現在はライター・翻訳家としてパリ近郊で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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