内容説明
12月のある夕べ、ひとりの女性灯台守が砂浜に打ちあげられた1冊の古い本を見つける。表紙の金文字はほとんど消え、本文はかびだらけで読めなかった。しかし挿絵のページだけはどうにか残っていた…突然、絵はつぎつぎに動きだす。そして、作品の中の人物たちが、灯台守の若い女性に、信じられないような話を語りはじめるではないか!頬に刀傷のあるビリー・ボーンズ、トレローニ卿、ベン・ガン、勇敢な見習い水夫のジム・ホーキンズ、松葉杖の海賊のっぽのジョン・シルヴァー、その全員が、あの残忍なフリント船長の宝を発見することを夢見ていた…。
著者等紹介
スティーヴンソン,ロバート・ルイス[スティーヴンソン,ロバートルイス][Stevenson,Robert Louis]
1850‐1894。イギリスの小説家、詩人。スコットランドのエディンバラに生まれた。『宝島』『ジキル博士とハイド氏』などが代表作
ユバック,クレール[ユバック,クレール][Ubac,Claire]
フランスの作家。ソルボンヌ大学で比較文学を専攻。出版社勤務の後、95年頃から児童文学執筆を始める。代表作は『サラスヴァティの道』(フランス作家協会大賞、児童文学部門)など。幼稚園児から大人までの文学ワークショップでも活躍
ロカ,フランソワ[ロカ,フランソワ][Roca,Francois]
1971年生まれ。フランスの挿絵画家。ENSAP(パリ)、エミール・コール校(リヨン)で美術を学ぶ。96年頃から児童書の挿絵を手がけ、ソルシエール賞、クレチアン・ド・トロワ賞など数々の賞を受賞
藤本朝巳[フジモトトモミ]
青山学院大学文学部英米文学科卒業。2007年度ケンブリッジ、アングリア・ラスキン大学客員研究員。日本イギリス児童文学会事務局長。現在フェリス女学院大学文学部教授
横山安由美[ヨコヤマアユミ]
東京大学文学部フランス語フランス文学専修課程卒業。日本フランス語フランス文学会会員。現在フェリス女学院大学国際交流学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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