Green Books
みつよのいた教室

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784338250092
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

おーい!だれか、わたしのことをおぼえていますか?きみは、わたしのことを知っていますか?きえる思い出と、けせない記憶。まるで魔法のように、きみがきえてゆく。でも、たしかにきみは、ここにいた。

著者等紹介

たからしげる[タカラシゲル]
大阪市生まれ。立教大学卒業。作家

東逸子[アズマイツコ]
東京芸術大学美術学部卒業。個展で銅版画、タブロー、造形等のオリジナル作品を発表し、また画集、絵本、挿画等も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れな@がんばれレバンガ

8
学校でだけ存在できるみつよ。廃校をきっかけに卒業する。正体は割と早くに分かった。「たすけて」とは?みつよの願いがほとんど語られないのが消化不良の原因かな。それが妖怪としての運命だとしても、忘れられてしまうことは悲しいね。☆2.02018/08/04

たま@道東民

4
毎年6年生の紛れ込む幻のクラスメート「みつよ」を巡るお話。みつよは実在するのか誰なのかを軸に進んでいく。正体の分かる最後の方ちょっと切ない。2013/06/15

みとん

1
読書感想画の指定図書なんですが、「怖そう・・・」とかで、みんな読んでくれなくて(-_-;)試しに読んでみたんだけど、あんまりパっとしないかな。歴代の6年1組に、“みつよ”という生徒が紛れ込んでいる。廃校になり、校舎の取り壊しが決定し、「たすけて みつよ」というメッセージが黒板に・・・という内容。恩田陸さんの『六番目の小夜子』ほど盛り上がらないし、綾辻行人さんの『Another』ほどハラハラしない。みつよが何を求めていたのかよくわからないし、ラストは唐突すぎ。感想画だから、不思議な感じが出せればいいのかな?2014/08/26

KAKO

0
なんだか変な話というのが読み終わったすぐの感想。黒板に書かれた言葉には,何かトリックがあるのかと思えばほんとうに「みつよ」が書いたものらしく,ならば不思議な世界に引き込まれていくのかと思えば,ずっと現実感から離れられなくて,どっちつかずの中途半端な話だったなあと思った。最後はハッピーエンドではあったけど,ちょっと淋しい?でも忘れられてももう大丈夫?感想も中途半端だ。2014/10/19

Y子

0
内容は聞いていたのでみつよが誰なのか途中で分かった。だからクリスは古くさい歌や本を読んでいたのね。2014/09/01

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