内容説明
100年に一度という特別に寒い冬のある日、ヒックの親友フィッシュが恐ろしい病気におかされた。ヒックは、親友の命を救うため、トゥースレスと女海賊カミカジとともに、呪われた一族から解毒剤をうばう冒険に出かけることに。ヒックは、無事に解毒剤を手に入れ、バーク島へもどることができるのか…。
著者等紹介
相良倫子[サガラミチコ]
国際基督教大学教養学部卒業
陶浪亜希[スナミアキ]
1969年東京都生まれ。幼少、中高生時代をアメリカ、ドイツで過ごす。上智大学文学部新聞学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラサラココ
8
バイキングの物語第4巻。ダジャレのような言い回しも、男子の心をつかむらしく、一気に読める本。2021/04/24
ヴェルナーの日記
8
本シリーズの4作目。バーク島を含むヤバン諸島が、100年に1度という大寒波に襲われた。日ごろ凍ることのない怒れるトール神海も凍結してしまった。この海域には、ハメツドラゴンという巨大なシードランゴンが生息していて、通常は渡ることができない。しかし、今は凍結してしまったことにより、ヤバン諸島の中でも、もっとも凶悪なヒステリー族のすむヒステリー島と地続きになってしまった。いっぽう、前作の最後で、モウドクドラゴンに咬まれた、フィッシュの命が危ういことに、この毒の解毒剤をもつのは、あのヒステリー族だけであった……。2014/10/31
ゆにす
5
悪役とはいえ、やはりナットジョブが気の毒なような気がする。ラストはお見事。ジャガイモでこんなに笑える本はなかなかないのでは。2018/02/20
アイアイ
4
100年に1度の寒い冬、伝説の野菜ジャガイモを求めフィッシュの命をすくうためヒストリー島で大冒険。冬のファッションかわいい!ティッシュと呼び間違える父ストイックが感動のシーンも爆笑させてくれます。また一人敵を増やしたけど物語が広がっていくのがワクワクします。▷図書館2014/10/01
こどもふみちゃん
2
小4長男、シリーズ制覇中2015/03/11