内容説明
ヒックと、ごく平凡な少年バイキング。そんなヒックが今度は、バイキングの宿敵・ローマ軍に誘拐されてしまう。ローマ軍の要塞にそびえる天牢に閉じこめられたヒック。そこには、脱出の名人を名のる女海賊がいた。ヒックたちは無事に脱出することができるのか…。
著者等紹介
相良倫子[サガラミチコ]
国際基督教大学教養学部卒業
陶浪亜希[スナミアキ]
1969年東京都生まれ。幼少、中高生時代をアメリカ、ドイツで過ごす。上智大学文学部新聞学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
12
本シリーズの3作目。主人公ヒックがローマ帝国のボヨヨン執政官に誘拐されてしまう。幽閉の地であるブキミ要塞でドロドロ族(女だけの海賊)の族長の娘カミガジと出会う。そしてヒックのモジャモジャ族とカミガジのドロドロ族を、互いに戦わせると言う姑息な作戦を練っていた。それはヒョロヒョロ総督(実は!?)の陰湿な陰謀の一部だったのだ。ヒックは、果たして陰謀を退けることができるのか!?2014/10/19
サラサラココ
7
ふだんはあまり冴えない感じでも、いざというとき本領を発揮するヒックに、こどもはひかれるものがあるのかも。2021/04/22
アイアイ
6
ローマ軍に監禁され、少女カミカジと出会う。アルビン再登場。わがままトゥースとの絆がまた深まる。サメドラゴン、モウドクドラゴン、またおっかないのがたくさん現れる中、食用のドラゴンも多々登場する巻でした。何ヶ国語も話せるヒック頭良すぎる(笑)▷図書館2014/10/06
カヤ
3
トゥースレスの甘えん坊がマシになればいいのになぁとおもったけれど、ひとりで寝ているヒックの描写になけてきたので、もうわがまま放題でもいいよな気分になった。あと、このシリーズは最後の予告がすごく興味ひかれる。続きよむわ。2016/12/20
チョコ大福
3
ドラゴンも成長したね。まだやる気満々という所まではいかないけど、少しやる気が出てきました♪2010/03/28