内容説明
四つの猫族がたどりついた新しい住みかは、湖に銀河が映る豊かな天地だった。しかし猫たちには、新たな試練が待ち受けていた。
著者等紹介
高林由香子[タカバヤシユカコ]
埼玉県生まれ。バンコクで育つ。早稲田大学商学部卒業後、外資系銀行勤務ののち、翻訳をはじめる。数々の絵本翻訳コンテスト、児童文学翻訳コンテストで受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェルナーの日記
218
二本足(人間)たちに棲む場所を追われ、ディアスポラ(民族離散)の危機に瀕した部族猫たちだったが、艱難辛苦の末、約束の地(予見されていた場所)へと辿り着くことができた。しかし、安堵する間もなく、再び部族同士の争いが始まろうとしていた―― 巻頭の地図も新しい場所のものへと変わり、当然のごとく猫たちの名前も変わる。スクワーレルポーは見習いを卒業してスクワーレルフライトとと命名された。ちなみに物語に登場する”フキタンポポ”は、英語名の「コルツフット」のことで、気管支炎や喘息などの緩和や風邪の緩和等の効果がある。2019/07/11
kotaro
3
★★★★★★★★☆☆2021/04/22
姫ママ=^・ω・^=
3
新天地にたどり着き一安心だと思ったら、4つの部族の猫たちを待っていたのは新たな試練。。。そうだよね、Ⅱ期シリーズは6巻まであるんだから、何もないわけないか☆境界線1つでも大変なのは人間と同じ…か。人間の方が国境だの決めるのに殺し合いにすら簡単に始めるから、話し合いとかで決められてまだ穏やかな方向にはあるかも★ 「血が血を呼び、湖が真っ赤にそまる」この予言は気になる!!2019/11/12
Makoto Odamaki
3
猫たちの大移動も終わって、ホッと一息。縄張り争いの閉場営業に突入だ。一期の巨悪と違って、微妙なもめ方なので、盛り上がりがちょっといまいち。2017/09/27
染チカ
3
サンダー族すごい!2010/06/20