内容説明
すみかを失い、獲物も失った四つの部族は、新しい旅にでた。困難の末にたどりついたところは…。人間の知らない猫たちの世界。
著者等紹介
高林由香子[タカバヤシユカコ]
埼玉県生まれ。バンコクで育つ。早稲田大学商学部卒業後、外資系銀行勤務ののち、翻訳をはじめる。数々の絵本翻訳コンテスト、児童文学翻訳コンテストで受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェルナーの日記
216
スター族のお告げに従い旅に出て”ミッドナイト”の予言を持ち帰ってきたブランブルクローら一行は、二本足(人間)によって蹂躙された森を目にする―― 一方ファイヤースターたちは森のキャンプを追われてサニングロックスに避難していた。もはやこのまま森に棲む続けることができなくなった部族猫たちはミッドナイトの予言通りに新たな住処を求め放浪の旅に出た―― 物語に登場する猫たちを癒す薬草にモデルとなる草がある。例えば痛みを和らげるケシの実は"Opium poppy"でイギリスでケシを意味する”poppy"と違う種である。2019/06/18
姫ママ=^・ω・^=
4
今回はスクワーレルポーとリーフポーの視点から状況が描かれてましたが、集団猫の大移動……新しい住処には何が待ち受けているんだろう☆ あぁ…お気に入りのグレーストライプもいなくなっちゃった(ノД`)・゜・。逃げて来られるのかなぁ…2019/11/08
kotaro
3
★★★★★★★★☆☆2021/04/22
kotaro
2
★★★★★★★★☆☆2021/10/29
takatakari
2
***スクワーレルポーとリーフポーの視点から書かれている。無事に旅を終えて森に帰ってきた猫たちだが、森は人間による破壊が進み、猫たちは飢えと恐怖で苦しんでいた。そして、四部族揃って森を出ることになり、長い旅の果てに目的地にたどり着く。2018/02/20