著者等紹介
小澤俊夫[オザワトシオ]
1930年中国長春生まれ。口承文芸学者。日本女子大学教授、ドイツ、マールブルク大学客員教授、筑波大学副学長、白百合女子大学教授を歴任。国際口承文芸学会副会長及び日本口承文芸学会会長も務める。92年より全国各地で「昔ばなし大学」を開講、98年には独自の昔話研究と実践、若手研究者の育成を目的として、「小澤昔ばなし研究所」を設立した。また、99年には季刊誌『子どもと昔話』を刊行し、昔話の研究と語りの現場を結びつけることに努めている。また、2005年以後は昔話本来の語り口に基づいた昔話集『子どもに贈る昔ばなし』シリーズ(昔ばなし研究所)を刊行している。07年には、ヴァルター・カーン財団のヨーロッパメルヒェン賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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円舞曲
20
私には小澤さんの語りの方がすんなり入る気がする。2016/06/12
おはなし会 芽ぶっく
11
隣町の図書館がお休みなので(緊急事態宣言)、まとめて借りてきました。じっくり読みたいです。『 コルベスさん / 名づけ親どの / 名づけ親になった死に神 / おやゆびこぞうの旅修業 / フィッチャーの鳥 / ねずの木 / 老犬ズルタン / 六羽の白鳥 / いばら姫 / みつけ鳥 / つぐみひげの王さま / 白雪姫 / はいのうと、ぼうしと、角笛 / ルンペルシュティルツヒェン / 黄金の鳥 / フリーダーとカーターリースヒェン 』2021/09/03
ymartak
9
朗読劇を観に行くために、予習として読みました。この巻からの演目は「フリーダーとカーターリースヒェン」。2014/01/23
ぼんくら
9
今年はグリム童話出版200年! この巻のなかでは「六羽の白鳥」はアンデルセンの「野の白鳥」と似たお話。「フィッチャーの鳥」は青髭譚。「ねずの木」は残酷な話としてよく紹介されてますね。「いばら姫」「つぐみひげの王さま」「白雪姫」とお姫様が出てくるお話が好きです。解説〈グリム兄弟の生涯前編―小林将輝〉少年時代からグリム童話集の成立まで。グリムを正しく知りたい方は、ぜひこのシリーズ1~7巻の解説を読んでください。2012/01/21
You
2
「黄金の鳥」…物語構成が見事。登場する道具や展開がロマンチックなところが好き。ラストも美しい。「フリーダーとカーターリースヒェン」…夫婦漫才みたいでだいすき。2022/05/08