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著者等紹介
小澤俊夫[オザワトシオ]
1930年中国長春生まれ。口承文芸学者。日本女子大学教授、ドイツ、マールブルク大学客員教授、筑波大学副学長、白百合女子大学教授を歴任。国際口承文芸学会副会長及び日本口承文芸学会会務も務める。92年より全国各地で「昔ばなし大学」を開講、98年には独自の昔話研究と実践、若手研究者の育成を目的として、「小澤昔ばなし研究所」を設立した。また、99年には季刊誌『子どもと昔話』を刊行し、昔話の研究と語りの現場を結びつけることに努めている。07年には、ヴァルター・カーン財団のヨーロッパメルヒェン賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
69
語りの教科書▽[かえるの王さま]金のまり[猫とねずみのとも暮らし]盗みぐい[マリアの子]うそ[こわがることを習いに出かけた若者の話]古い城[おおかみと七ひきの子やぎ]泉に落ちて死[忠実なヨハネス]石像に[旅芸人のいたずら]しかえし不可[十二人の兄弟]からす[兄と妹]鹿[ラプンツェル]9mの髪[三人の糸つむぎ女]なまけものの娘[ヘンゼルとグレーテル]賢いグレーテル[白いへび]動物の言葉が分かる[わらと炭とそら豆の旅]そら豆の黒すじ[漁師とその妻]かれいは呪われた王子▽小澤俊夫さんの解説あり。伝承の途中にいる2024/03/12
ゆき
26
小さい頃に読んだグリム童話。有名なお話しか知らなかったので、知らないお話が沢山ありました。また、有名なお話も所々忘れてるとこもあったので新鮮な気持ちで読めました。2016/06/11
おはなし会 芽ぶっく
18
明日から隣町の図書館がお休みになるので(緊急事態宣言)、まとめて借りてきました。じっくり読みたいです。『 かえるの王さま / 猫とねずみのとも暮らし / マリアの子 / こわがることを習いに出かけた若者の話 / おおかみと七ひきの子やぎ / 忠実なヨハネス / 旅芸人のいたずら / 十二人の兄弟 / 兄と妹 / ラプンツェル / 三人の糸つむぎ女 / ヘンゼルとグレーテル / 白いへび / わらと炭とそら豆の旅 / 漁師とその妻 』2021/08/26
ぼんくら
12
今年はグリム童話出版200年!この巻には有名なお話がいっぱい。ウチのこのお気に入りは「忠実なヨハネス」、私は「兄と妹」「ラプンツェル」が好きです。「こわがることを習いに出かけた若者の話」「三人の糸つむぎ女」は大人が読んでも面白い。解説〈グリム童話を耳で楽しむために―小澤俊夫〉グリム童話の成立の過程を昔話研究の第一人者小澤俊夫が簡略に解説。グリムを正しく知りたい方は、ぜひこのシリーズ1~7巻の解説を読んでください。難しい解説書よりよっぽっどいいよ~2012/01/21
ymartak
9
朗読劇を観に行くために、予習として読みました。この巻からの演目は「忠実なヨハネス」「ヘンゼルとグレーテル」。2014/01/23