内容説明
ツン子ちゃんは、とってもたいせつなものをさがしにいきます。それが、なにかは、まだ、わかりません?ツン子ちゃんのみつけたもの、それは、きみだって、しっかりもっているもの。でも、だいじにしておかないと、なくしちゃうよ!
著者等紹介
松本祐子[マツモトユウコ]
聖学院大学・児童学科教授。児童文学、ファンタジー論などの講義を担当。『リューンノールの庭』で第1回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞、第19回うつのみやこども賞を受賞
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。多彩な画風で多くのファンを魅了する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
43
自分の思ったままを口にしてしまう月輝子。正直なんだけど、ズバズバ思った事を言ってしまうと 人間関係が上手く行きません。おとぎの国へ行って コオニを助ける為 初めて嘘をついてしまいます。ひかるさんや おばあさん コオニと会って 一回りも二回りも大きくなって戻ってきた月輝子 ことツン子。今度は現実の世界でも 上手く生きて行けるはず。成長したツン子 可愛い女の子 優しいお姉ちゃんになる事と思います。2017/08/21
NOYUKI
6
おとぎの国へ招待されるのはどんな子なんだろう。招待された子のために用意された、未来の、過去の、生まれる前の人のいる世界。自分の影を追いかけてはいけない、探してはいけない。探さなくても自分はいつもここにいるのだから。児童書らしい肯定感がよかった。2014/12/26
suiu
5
子どもの本で、夢?のおはなしとは言え、細部の描写が荒いというか、雑というか、大雑把。 シーンがどんどん変わるけど、どんな場所なのか全然わからない。2015/12/06
鳩羽
5
嘘をつかないツン子ちゃんは、そのことで少し融通がきかず、友達とうまくやれない。先生に注意されたママがもらした、悪い魔女にツン子ちゃんは大事なものを盗られてしまったのかもという言葉から、ツン子ちゃんはおとぎの国へ、取られたものを探しにいく。夢のようなおとぎの世界で出会う人たちは、現実で関わりのある人達の影のような存在だが、なんだかもやもやと曖昧で、お話もすっきりしない。ツン子ちゃんは文句なしに可愛いしおもしろい子なので、このままのツン子ちゃんでいてほしいと思ってしまう。2014/03/28
あーちゃん🥰@低浮上
3
話の終わり方がε=ε=(۶⊙∀⊙)۶ サイコー2020/08/30