内容説明
ママはもう、どこにもいないの？ママは亡くなりました。でも、ねむの花は今年もピンク色の花をつけました。ママのお誕生日のお花です。小学四年生のきららは、ママの死にどんなふうにむきあうのでしょうか？
著者等紹介
にしがきようこ［ニシガキヨウコ］
名古屋市生まれ。玉川大学農学部農芸化学科卒。２０００年「原人の足跡」で毎日児童小説コンクール優秀賞受賞。「ピアチェーレ 風の歌声」で第８回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞受賞。同作を小峰書店より２０１０年刊行、第２１回椋鳩十児童文学賞受賞
戸田ノブコ［トダノブコ］
１９６５年生まれ。神奈川県で育つ。セツ・モードセミナー卒業。フリーのイラストレーターとして活躍している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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読書国の仮住まい
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小学四年生のきららの家には黒電話が置いてある。 それはきららとおばあちゃんのために母夏美が置いたものだ。 きららが産まれてすぐに父親が亡くなっている。 そして1ヶ月前に母が亡くなった。 夏美の妹ハルちゃんが仕事を辞めて一緒に住むと言い出す。 祖母や夏美と折り合わったから家を出たというのに。 夏美の会社の後輩チャビンもお線香をあげに訪問してくる。 ハルちゃんやチャビンは夏美がどういう人であったかを語っていく。 ある日黒電話でハルちゃんの番号を回す。 ネムノキの花が咲いたよ。 お母さん、お誕生日おめでとう。2022/03/10
りお＠積読本増加中
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よく出張などで家を空けてたお母さんが亡くなってしまった女の子の話。その女の子の一人称視点での物語。お母さんってどんな人だったんだろうって段々分かっていったのが良かった。2019/06/26
