著者等紹介
石倉欣二［イシクラキンジ］
１９３７年愛媛県に生まれる。東京芸術大学卒業。『たなばたむかし』（第２７回産経児童出版文化賞美術賞）、『おばあちゃんがいるといいのにな』（第１回日本絵本賞、第５回けんぶち絵本の里大賞）、アイヌの絵本『パヨカカムイ』（第６回日本絵本賞）、『空ゆく舟』（第１６回赤い鳥さし絵賞）等、各賞を受賞。絵本の会『彗星』主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のほほん
4
昭和の初めの頃に書かれた１５のお話です。のどかな日本の風景が思い浮かびます。いじめも子どもらしい残酷さもありますが、なぜか時間がゆったり流れているようです。なかで｢母ちゃん｣がほほえましいお話でした。歩きはじめた赤ちゃんがお母さんを確認しながら、お母さんからの距離を少しずつのばしていく。それだけのお話ですが、私のまわりの時間もゆっくりになった気がしました。2016/01/23
