ギリシアの文字と言葉

岩崎 務【監修・著】

小峰書店（2004/03発売）

• サイズ A4判／ページ数 47p／高さ 29cm
• 商品コード 9784338197083
• NDC分類 K802
• Cコード C8387

出版社内容情報

アルファベットのもとになったギリシア文字のつくりや読み方、挨拶などの簡単なギリシア語を、ギリシアの文化や習慣とともにわかりやすく紹介。　　　小学校高学年～

内容説明

世界に広まるＡＢＣをたどっていくと…？ギリシア文字のルーツをさぐります。

目次

１　ギリシア文字基礎のキソ（日本のなかのギリシア文字；これがギリシア文字！；ギリシア文字はどこからきたの？；文字の形が変わってきた；ギリシア文字はいろんな文字につながっている；ギリシア文字を書いてみよう！；ギリシア文字で名刺をつくろう！ギリシア文字の記号って？；文字と数字が同じ！？；ギリシア文字の読み方と名前）
２　かんたんなギリシア語をおぼえよう（あいさつ言葉からはじめよう；ギリシアの家をたずねてみよう！；まちのようすを見てみよう！；星空にもギリシア語？；オリンピック発祥の地、オリンピアの遺跡を探検しよう！）
３　もっと知ろう！ギリシア語・ギリシア文字の世界（ギリシアの歴史を知ろう；オリンピックをもっと知ろう！）

著者等紹介

岩崎務［イワサキツトム］
１９５４年、京都府生まれ。１９８２年、京都大学大学院文学研究科博士課程中退。その後、京都大学文学部助手、東京外国語大学講師を経て、現在、東京外国語大学外国語学部助教授
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感想・レビュー

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[へくとぱすかる]

大判のグラフィックな本で、一見難しそうなギリシア文字について、最高にやさしく解説してくれる。文字が目当てでギリシアのお菓子が欲しくなる。ヒエログリフから原シナイ文字、やがてギリシャ文字が生まれる過程が、地図つきでよく理解できた。後半の古代オリンピックの紹介が楽しい。古代初期には、１スタジオンの徒競走が唯一の種目であったり、芸術競技もあったとか、とても興味深い。

2017/01/21