内容説明
踊り子テオ、包帯リン、道大工トーマの3人はとある任務のため長い旅に出るのだが、行く手に様々な出来事が…。「ドーム郡シリーズ」完結。
著者等紹介
芝田勝茂[シバタカツモ]
石川県に生まれる。「虹へのさすらいの旅」で児童文芸新人賞受賞。「ふるさとは、夏」で産経児童出版文化賞を受賞
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。イラストレーターとして、SF、ファンタジー、児童書の世界で活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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しゅわ
38
【図書館】20年の時を経て完成したドーム群シリーズ待望の完結編です。枯れ果てたと思われていた、人の心を凍らせるフユギモソウの種。それをどこかへ捨ててくる任務を受けた少女テオ、少年リン、そして道大工トーマの三人。長い旅と出会いのあとに待ち受ける運命とは!? 戦争と平和について、真実だけが大切だとは限らないこと、そしてバランスの大切さ…う~ん 考えさせられますね。気になっていたクミルとかかしのその後がチラッと出てくるあたり、想像力がふくらみます。2015/07/04
きゅー
1
終わった… 戦争の愚かしさ、平和の大切さ、自分で考え行動することの大切さ がひしひしと伝わってくる物語もこれで終了。最後はバランスが大切ってとこまで話がいってた。 クミルとかかしの話も出てきて「おっ!」と思ったものの、なんだか消化不良…結局あの2人はどうなったの~???2014/04/17
しのさん
1
シリーズ3冊目。どれも平和を願い、戦いを止めようとする物語。3巻は世の中のバランスを崩しかけているルピアのいずみに嘘の種を孵しに行く旅の途中で、戦争を仕掛けようとしている国王を翻意させる。2013/04/24
sattin
0
ひさしぶりの新刊のようだけど、長かった。相変わらず会話が軽妙。ちょっと前だけど、児童図書でこの厚さの本を出すってすごいわ。2019/10/04