おはなしだいすき
わたしちゃん

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  • サイズ A5判/ページ数 69p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784338192286
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

「こんにちは」という声がきこえてきました。でも、だあれもいません。もしかして、ようせい?それとも、おばけ?ひっこしさきでできた、はじめてのともだち。なまえは、わたしちゃんだって!

著者等紹介

石井睦美[イシイムツミ]
神奈川県に生まれる。『五月のはじめ、日曜の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞、駒井れん名義の『パスカルの恋』(朝日新聞社)で朝日新人文学賞、翻訳を手がけた『ジャックのあたらしいヨット』(BL出版)で産経児童出版文化賞大賞、『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞を受賞

平澤朋子[ヒラサワトモコ]
東京都に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BlueBerry

49
優しい感じの絵本です。余韻を残すラストがもどかしい・・。2014/09/09

遠い日

10
夏休み中の引っ越しと、見知らぬ町。以前の海辺の家が恋しくてたまらないまりが、一歩を踏み出す勇気をくれた、わたしちゃん。知らない町の知らない子。夢中で遊んだ時間は魔法。それでも、ひとつめの思い出ができた、まり。わたしちゃんとした約束は果たせなかったけれど、きっとまりはいつまでも忘れない。平澤朋子さんのイラストが豊富で、見応えがあるのもいい。2014/09/13

鳩羽

6
パパの仕事の都合で、大好きな祖父母とも海とも分かれて町に引っ越してきた、まり。ふくれっ面でとりあえず外に出て、家に名前をつけたりして遊んでいると一人の女の子に出会う。素敵なお庭で楽しいおままごと。好きなものの話をして打ち解けて、また明日ねと約束をしたものの、その「わたしちゃん」という女の子とはもう会えなかった。訪問者である子供を迎えて、馴染ませてくれるような不思議に、勇気づけられる。子ども自身が書いた作文のような文章と、かわいいイラスト。文だけの頁がない短いお話。2014/09/13

NakaTaka

4
主人公は低学年位の女の子。一人っ子だけど祖父母も交えて海辺の町で楽しく暮らしていた女の子が、海から遠い町で祖父母と離れて暮らすことになった夏休み。不思議な女の子に出会い、遊ぶ1日。不思議な話だった、なんだか結末が謎のままでふわふわした終わり方。2014/12/03

ふう

3
ゆうやけの海を見たことを思い出すシーンがとてもよかった。まりのまがっていたおへそをまっすぐにしてくれた「わたしちゃん」。ぽっかり胸に穴があいたような読後感だけれど、なぜか心地よい本でした。2016/06/21

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