内容説明
おかのうえのカステラやさん、パパのやくおいしいカステラが、じまんのおみせです。ところがきょうは、ナナがひとりでおるすばん。さて、どんなおきゃくさんがきてくれるのかな?しかくいカステラが、まんまるケーキにだいへんしん!?おいしいおはなし、めしあがれ。カステラやさんの本。
著者等紹介
堀直子[ホリナオコ]
群馬県生まれ。昭和女子大学卒業。『おれたちのはばたきを聞け』(童心社)で、日本児童文学者協会新人賞受賞。『つむじ風のマリア』(小学館)で産経児童出版文化賞受賞
神山ますみ[カミヤママスミ]
東京都在住。第10回玄光社イラストレーションザチョイス年度賞入賞。2005年フランス・ビロフレー市サロンにて文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミロリ
8
イタチさん、カステラの角を上手にかじらないで……菌が気になる。バースデーケーキはスクエアタイプでも全然ありだし、カステラの元の形を生かすのも良いと思うよ。温かい物語なのにいちいち怖い。2014/10/24
こうちゃん
5
読み聞かせ用に借りた本。一人でお留守番しているカステラやさんのななちゃん。4歳の男の子の為のバースデーケーキの注文が舞い込みます。その注文に来た女の人はなんと、半年前に死んでる。まさか、幽霊!?と思ったら、大丈夫。心温まるストーリーでした。2014/11/03
まみっち
5
平成25年度埼玉・夏休みすいせん図書(低学年むき)。2013/07/13
食パン
1
52021/09/26
氷重
1
おかのうえのカステラやさんの2作目。彼らがイチゴに変身したとき、ぎょっとしました。また前作のようなことになるんじゃないかとはらはらどきどき……。ねこよりフォークが怖いと思うの!と……。ハッピーエンドになることは分かっているのですが、ちょっぴりダークな部分が好きです。素直に読むと、切なくて優しい気持ちになれる、前作同様家族の温かさを感じられる本だと思います。2012/12/08