出版社内容情報
ナナのパパはカステラやさんですが、病気になって入院することに。そこへパパとナナに助けられたことのあるイタチの親子が訪ねてきました。そしてカステラに化けたのですが、しっぽをかじられてしまいます。そこでナナは、イタチと一緒にカステラを焼くことにしました。 幼児~
著者等紹介
堀直子[ホリナオコ]
群馬県に生まれる。昭和女子大学卒業。「おれたちのはばたきを聞け」(童心社)で、日本児童文学者協会新人賞受賞。「つむじ風のマリア」(小学館)で産経児童出版文化賞受賞。長崎県在住
神山ますみ[カミヤママスミ]
東京都在住。第10回玄光社イラストレーションザチョイス年度賞入賞。フランスと日本を行ったり来たりの生活を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ソルティ
149
コロナ対策で図書館利用規制のため母チョイス。なんと、切ないいい話⋯、いやいや、イタチ一家、自己犠牲が過ぎるぞ!(笑)そんなことしてたらしっぽや耳だけではすまない!そうそうみんなでカステラ焼けばいいのよ。めでたし!2020/04/30
アクビちゃん
52
【2020神奈川県すいせん図書低学年・図書館】カステラ屋さんのパパが入院してしまい、困っているナナちゃん。そこに、イタチの家族が訪ねてきます。鶴の恩返し的にカステラを焼いてくれるのですが、イタチのしっぽがなくなってしまうのです!! しっぽがなくなっても、腕があると豪語するイタチ家族。絵がほのぼのしているので、楽しい雰囲気だけれども、ここまで自己犠牲されると怖い…と、思ってしまった。 2020/07/04
十六夜(いざよい)
18
カステラ屋さんのナナのパパが、急に入院する事に。困ったママとナナは募集広告を貼りました。「誰かカステラ焼くのを手伝ってくださいませんか?」 するとパパが前に助けたイタチのハナが、子どもを連れて訪ねてきて…。イタチのしっぽが無くなり、耳が無くなった時は、よもや残酷な展開にはなるまいな?と不安になったが、結果的に商売繁盛、イタチも元に戻り、良かった良かった。それにしても義理堅いイタチだ。2022/01/26
mntmt
13
ドキッとする展開。いたちの恩返しですなー。ほっこり。2020/07/29
おはなし会 芽ぶっく
12
カステラ食べたい!でもイタチが化けたカステラは勘弁して!食べられても元に戻ったけど、いやぁそれ売っちゃうんだ(笑)2019/02/10