えほんひろば
草原の少女 プージェ

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  • サイズ B5判/ページ数 35p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784338180214
  • NDC分類 K292
  • Cコード C8793

内容説明

モンゴルの草原で、探検家関野吉晴はひとりの少女とであった。遊牧民の少女との、短いけれども心に残るふれあいの記録。

著者等紹介

関野吉晴[セキノヨシハル]
1949年東京都墨田区に生まれる。一橋大学法学部、横浜市立大学医学部卒業。一橋大学在学中に探検部を創設、アマゾン川全流を下る。医師として働くかたわら、南米各地を訪れ、写真家としても活躍。1993年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していったおよそ5万3000キロの行程を、自らの脚力と腕力だけでたどる「グレートジャーニー」をはじめ、2002年2月10日にタンザニア・ラエトリにゴールした。現在武蔵野美術大学教授。1999年植村直己冒険賞、2000年旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツキノ

18
【モンゴルの社会の変化】2006年12月発行。探検家・関野吉晴氏がアフリカへ向かう旅の途中で出会った幼い少女プージェ。家を訪ねて家族の状況を知る。交流が続くも、その後の家族の変化に呆然としてしまう。大きくなったいとこのバーサの顔…。自由主義経済がもたらした不幸ともいえる。ドキュメンタリー映画になっていると遅ればせながら知る。(本の花束)【37】2024/02/15

ジュースの素

10
関野吉晴氏のモンゴルの民と過ごした時の本。6才のプージェと2才のバーサはいとこ同士。父親は出稼ぎに首都に出たきり不明。母は盗まれた家畜を探しに1カ月も出かけていたが探せずに帰ってきた。関野氏は以後5年ごとに彼らに会いに行くが、母は落馬して亡くなり、プージェは交通事故で亡くなった。厳しいモンゴルでは死の危険がすぐそばにある。こんな中で逞しく生きる暮らしを見つめる関野氏の旅は続く。2018/11/11

Yuko

3
<モンゴルの草原で、探検家関野吉晴はひとりの少女とであった。遊牧民の少女との、短いけれども心に残るふれあいの記録。> 2006年 6歳の少女プージェが一家の働き手として、自在に馬を操りながら牛を追い草原を駆ける。 市場経済がモンゴルにもたらした変化は、遊牧民の暮らしをも変えていく。 プージェの家族とプージェ自身を襲った悲劇の衝撃に言葉が見つかりません。 2018/08/20

ぽめ

3
時代と共に、国が発展し、生活しづらくなったり、危険が増えたり難しい問題があります。2013/05/25

ニケ

1
持っている。小学校読み聞かせ活動で使うには長いけれど、どうしても使いたくて途中をまとめる工夫をして使った。とても良い本です。 2017/11/05

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