内容説明
パンタは、パンが大すきな男の子。パンの木のたねを見つけて、うえてみると…。楽しい楽しいパンのおはなし。
著者等紹介
そがまい[ソガマイ]
岐阜県に生まれる。三重大学教育学部美術科にて、絵を学ぶ。高校教員を経て、絵本、童話、イラストレーション、さし絵、紀行文などをてがける。そのほか、さし絵の仕事も多数ある
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感想・レビュー
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り こ む ん
30
パンの木の種、あったらイーな。育つまでに何年かかるのかな(笑)なんだかんだで食べられてしまうけれど、最後はみんなで手作りいただきまーす♪で、めでたし♪めでたし♪たった、一回しか実をつけないけれど、みんなの気持ちが豊になったのでは?2016/06/22
Willie the Wildcat
21
パン。色々な形、味。サクサク、ふんわり、しっとり・・・。食感も様々。人を笑顔にするパン。他人に施す、尽くす。パンタの無私の言動は、どこかで誰かが見ている。絵は、どこか中世を彷彿。パンタの常に希望に溢れる表情に好感。村中皆で食すパン。美味しかったろうなぁ。ちなみに、次男は”イルカ”がお気に入りだった・・・。(笑)2013/08/18
boo
9
パンの木に出来たパンなのに、頑張って育てたパンタに一つもあげずに全部食べてしまうことに子どもも私も違和感が…さるかに合戦のさるみたいだねという息子。最後はハッピーエンドかもしれないけど、みんなで美味しく食べればいいのになぁって思いました。 (5歳9ヶ月、3歳10ヶ月)2019/06/24
遠い日
5
パンの生る木の楽しさとは裏腹に、一口も食べられないパンタが哀れ。いつもせがまれては、全部あげてしまうパンタ。さまざまな種類のパンがいっせいに実るようすは、圧巻。けれども、情けは人の為ならず。パンタに感謝する気持ちを持ち得たのは、パンをもらって嬉しかったから。村中で食べたパンの味は、きっとずっと忘れがたいもの。2014/05/31
ととろ
2
せっかくパンタはパンの木のパンを食べようとおなかをすかせて待っていたのに・・・。こっちまでおなかが減ってきちゃうよ~!2011/11/16